(2011/05/27)
新業務システム「コムトレード」、5月30日から稼動。
~商品先物取引(CX)の新時代に対応、利便性と安全性を追求~
http://www.acekoeki.co.jp/ir/newsrelease/edited/288.pdf
当社は、今年1月に商品先物取引法が施行され、商品先物取引のビジネス環境が大きく変化しようとしている状況を踏まえ、業務システムを刷新し、利便性と安全性を重視した新システム「コムトレード」を導入、2011年5月30日から稼動を開始いたします。
商品先物業界は、営業活動への規制強化などを背景に、新たな営業モデルの構築が求められる一方で、新証拠金制度の導入、損失限定取引「スマートCX」のサービス開始など、取引の利便性向上や新たな顧客層拡大への環境整備も進められており、その対応も急務となっております。
そのような中で、スピーディーで安全性の高い取引システム環境の提供が企業成長の重要な鍵になることは言うまでもありません。そこで当社では、商品先物取引の業務システムを大幅にレベルアップすることとし、新システム「コムトレード」を5月30日から稼動させる運びとなりました。
今回導入する「コムトレード」は、日本ユニシスグループのトレードビジョン社のシステムを採用したもので、日本ユニシスを中心としたバックアップ体制の充実はもちろん、そのほかにも多くのメリットがあります。
具体的には、取引注文の種類が増えることによる取引形態の多様化にも迅速に対応できることや電子取引システムの使い勝手が格段に向上し、発注等もスピーディーに且つ簡易に操作できるようになります。さらに、システム・セキュリティーの強化、連続稼動に対する安全性の強化も推進されます。
また、今回の大震災の影響や電力不足への対応も考慮し、今回利用するデータセンターについては、地下75メートルまでの耐震補強など耐震性に優れ、電源設備も3系統による受電や自家発電による緊急時体制も整備されています。また、運用・保守についても取引所システムと一体での24時間の常駐運用体制が完備されています。
企業の発展にはインフラ整備の向上が不可欠になります。中でもシステム・インフラの重要性は一層高まるものと考えられます。当社は、新システム「コムトレード」の運用開始を機に、今後とも業務の効率化を推進するとともに、収益力の一層の強化を図ってまいります。