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2017/04/25

【日本電子計算】オープン環境の証券総合システム「OmegaFS/ES」への全移行完了

| by:ウェブ管理者
日本電子計算株式会社(NTTデータグループ、本社:東京都江東区、代表取締役社長:山田 英司、以下:JIP)は、2014年より順次リニューアルを行ってきた「OmegaFS®シリーズ」について、その中核となる証券総合システム「SIGMA21-χ®」を「OmegaFS/ES」として大幅刷新し、2017年4月23日をもって全てのお客様の移行が完了しました。

「OmegaFS/ES」は、注文・約定から清算事務処理・保管業務・経理までをサポートする証券基幹系システムです。従来システムである「SIGMA21-χ」は、証券会社をはじめとし50社以上に採用され、安定した品質でサービス運用してきました。今回の刷新により、メインフレームからオープンシステム化を図ることで、環境の変化に柔軟に対応し、コスト面・運用面において、長期にわたって継続的に安心して利用できる証券総合サービスを提供します。

今後も「OmegaFSシリーズ」のサービスを拡張し、システムサービスから業務支援やBPOサービスまで、総合証券に必要な業務全てに対応していきます。JIPは、「OmegaFSシリーズ」について5年間で300億円の売り上げを目指します。

背景

証券業務をとりまく環境は大きく変化しており、証券会社各社の戦略に合わせて、機能面の拡張のみならず、多くの外部情報やサービスとの連携が必要となっています。

JIPの証券サービスは、1968年の証券業務処理サービスから始まり、その後、証券会社をはじめとし50社以上に導入されている証券総合システムは、1983年の「SIGMAシリーズ」の提供から約30年以上にわたり、日本の証券業界を支えてきました。また、同システムは、これまでメインフレームによる共同利用型のシステムとして、安定的な運用を行いつつ、時代の変化に合わせてさまざまなサービスを拡充してきました。

2014年8月より、同システムのさらなる安定性と拡張性向上を目的として、全面オープン化の更改作業を行ってきました。

概要

「OmegaFSシリーズ」は、証券基幹系システムの「OmegaFS/ES」、インターネット・携帯端末を利用した証券取引システム「OmegaFS/NET」をはじめとし、システムサービスから業務支援や、BPOサービスまで総合証券に必要なサービスを提供するとともに、業界に先行して、標準API(外部連携インターフェース)による拡張性も備えたトータルソリューションです。

2014年8月より順次刷新してきた「OmegaFSシリーズ」の中核となるメインフレームの証券総合システム「SIGMA21-χ」を、このたび「OmegaFS/ES」としてオープン環境システムに刷新し、2017年4月23日に全ての移行作業が完了しました。


原文はこちら
https://www.jip.co.jp/news/20170425/

17:02 | IT:一般
 

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