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2015/09/29

【商工組合中央金庫】中小企業設備投資動向調査(2015年7月調査)

| by:ウェブ管理者
1 設備投資の有無…14実績は 53.5%が設備投資を実施、15修正も比較的高めの計画
・2014年度実績(以下、「14実績」) 設備投資「有」の企業割合は 53.5%と5年連続して前年を上回り、2年続けて 50%台(製造業 64.0%、非製造業 47.3%)。

・2015年度修正計画(以下、「15修正」) 設備投資「有」の企業割合は 43.6%と6年連続で前年を上回った(製造業 53.4%、非製造業 38.0%)。製造業が修正計画の段階で50%を上回るのはリーマン・ショック直前の2008年度以来。

・14実績、15修正とも設備投資「有」の割合の増加傾向が続いている。

2 設備投資の目的…合理化・省力化投資、製品の品質向上等が増加
・14実績目的の上位は「設備の代替」、「維持・補修」、「増産・販売力増強(国内向け)」。13実績に比べ「設備の代替」、「製品の品質向上」などが増加している。

・15修正目的の上位は「設備の代替」、「維持・補修」、「増産・販売力増強(国内向け)」。14実績と比べ、「合理化・省力化」「新製品の生産」などが増加。

・2013年度実績以降では「合理化・省力化」、「製品の品質向上」、「増産・販売力増強(輸出向け)」が増加。

3 設備投資額…14実績はわずかなプラス。15修正は比較的小さなマイナス幅。
・14実績13実績比+0.8%と伸び率は低下したものの、4年続けてプラスとなった(製造業は同+10.5%、非製造業は同▲5.5%)。当初計画からは 38.5ポイント上方修正で、過去平均(2000年度以降)の41.3ポイントを下回った。

・15修正14実績比▲9.4%(製造業は同+8.5%、非製造業は同▲23.1%)。修正計画時点でみると2009年度以降では最もマイナス幅が小さい。

4 設備投資「無」の理由…景気不透明感を挙げる割合が高まる
・14実績、15修正とも設備投資を実施しない理由は、「現状で設備は適正水準」が最も多い。「景気の先行き不透明」や「必要な人材が確保できない」の割合がやや高まっている。


原文はこちら
http://www.shokochukin.co.jp/report/toushi/pdf/cb15setsubi0929.pdf

18:12 | 金融:銀行
 

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