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2017/08/02

【お金のデザイン】ロボアドバイザーの運用方針・運用実績等に係る 情報開示の向上への取組み開始について

| by:ウェブ管理者
独自のアルゴリズムに基づき、一人ひとりに最適な資産運用サービスを低コストで提供する株式会社お金のデザイン(本社:東京都港区、代表取締役社長:中村 仁、以下「お金のデザイン」)は、お客さまに対する情報開示の更なる向上の一環として、ロボアドバイザーの運用方針・運用実績に係る情報開示の取り組みを、8月初旬より開始いたします。

取り組みの背景

個人の長期的な資産運用を実現するための金融サービスであり、優れたUI/UXを備えたウェブサービスであるロボアドバイザー。現在日本では、大手金融機関からスタートアップまで、約17社がサービスを展開しており、今後も社会的なニーズを背景に、様々な特徴を有するロボアドバイザーサービスが増えることが予想されています。

いくつかの質問に回答することで一人ひとりにあった資産運用をプランを提示するアドバイス型から、さらに金融商品の買い付けや運用、メンテナンスまで行う一任運用型まで、幅広いサービスを各社が提供しており、より多くの選択肢がお客さまに提供できるようになっており、既に資産運用に踏み出せていなかった資産形成層を始めとして、多くの方が各社のサービスを利用しています。

リンダ・グラットン氏が著書「LIFE SHIFTライフ・シフト―100年時代の人生戦略」で提唱しているとおり、今まで以上に寿命が伸び、長い人生を歩んでいく中でよりお金と長期で付き合っていくこと、そして長い人生を支えるだけの資産運用が、今後ますます必要になってくると考えられており、ロボアドバイザーが果たせる役割はより大きくなっていきます。

情報開示の更なる向上に関する共同宣言

私たちロボアドバイザーを提供する各社は、ロボアドバイザーが個人の資産運用における真のパートナーとなるために、お客様にとって重要な情報をわかりやすく届けてゆくことが大切だと考えます。情報開示の水準を向上させることは、金融事業者に求められる顧客本位の業務運営を実現していくためにも欠かせないものと認識します。

ロボアドバイザーを提供する各社のサービスは、資産運用のコンセプトや具体的な手法、お客様が実質的に負担するコスト、運用実績など、それぞれの特徴があり、多様性に富んでいます。そのため、お客さまのニーズに応じて最適なものを選んでいただくことができるものと考えます。一方で、各社の違いは単純比較が難しく、お客様がサービスを選択される際に、どの会社のサービスを利用すべきか判断しづらい現状があります。この状態を改善し、お客様に各社サービスについて理解を深めていただき、ご自身にあったサービスを選んでいただけるよう、情報開示について共同の取り組みを進めていくことになりました。

まず第1弾の取り組みとして、2017年8月より、下記の「最低限の開示基準(*)」を満たす形で運用実績等をWebサイトで開示いたします。(開示日時は各社によって異なります。)

*2017年8月現在の最低限の開示基準
・円建ての月次リターンを月末基準で開示。
・アドバイザリーフィー、信託報酬、取引コストなど、お客様が実質的に負担するコストを控除した運用パフォーマンスを開示。
・複数の資産運用プラン(ポートフォリオ)を提供している場合は、各社でのリスクレベル最低・中央・最大の3つを少なくとも開示。また推定リスクも合わせて明記。

本取り組みへの参画を表明し、上記にかかる情報開示の対応が可能な企業は、2017年8月1日現在で以下の通りです。ロボアドバイザーを提供する各社は、今後も継続的に意見交換等を行い、お客様に対する情報開示の更なる向上に取り組んでまいります。


原文はこちら
https://www.money-design.com/news/2017-08-01

16:04 | IT:一般
 

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