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2021/04/07

【山形県】山形に新たなイノベーションの拠点が誕生!ジョージ・ヤマガタ氏 Presents オンラインセミナー「山形中央駅の誕生!!」オープニングイベントを開催!

| by:サイト管理者


 2021年4月1日(木)、山形県は、ジョージ・ヤマガタ氏 Presents オンラインセミナー「山形中央駅の誕生!!」オープニングイベントを開催した。

 山形県では創業支援センター(仮称)設置や二拠点居住、ワーケーション促進、オンライン副業人材の活躍支援など地域活性化に直結するイノベーション創出と推進を目的に『山形中央駅の誕生!!』オンラインイベントが開催された。


 冒頭に、進行を務める吉田 克己さん(山形県 みらい企画創造部 ふるさと山形移住推進課)より、山形イノベーション中央駅のシンボルとなる新幹線山形駅直結の霞城セントラルの24階展望ロビーに開設したスタジオから配信していることを紹介。コロナ感染の収束以降は、ぜひこの場所に多くの人に集まってもらい、パネルディスカッションなども実施したいとの抱負を述べて挨拶し、セミナーがスタートした。



 イベントのプレゼンテーターであるジョージ・ヤマガタ氏は、開演挨拶で過去の開催セミナーを簡単に振り返った後、今秋にスタートアップ支援を目的としたシェアスペースやイベント会場もオープンする霞城セントラルについて、新幹線利用による交通利便性、ビジネス支援の拠点としての環境、近隣の工業技術センターの活用など、起業家やイノベーターにとって多くのメリットがあることを紹介。また、「山形中央駅」という名称は、ヨーロッパの中央駅をイメージしたもので、「鉄道を起点とした一つの町。ヨーロッパや世界中から集まる人々がそこで出合い、語り、再会を約しながら次の旅路に向かう」ことが山形でも実現して欲しいという願いを込めてネーミングしたことも披露しながら挨拶した。

パネル① 『イノベーション拠点としての山形』


 パネルディスカッション『イノベーション拠点としての山形』には、伊藤 大貴さん(dano 代表取締役)、柴田 裕さん(JR東日本スタートアップ 代表取締役)、末永 玲於さん(ローカル・インキュベート 代表取締役)、武田 悠さん(AddWill 代表取締役)が出演し、森本 千賀子さん(morich 代表取締役)が司会を務めた。

 パネルでは各自の挨拶と自己紹介の後、過去のイノベーションへの取組内容や現在の活動について触れ、テクノロジーの活用やコラボレーションなど、イノベーション拠点として山形を盛り上げていくにあたって、今後どんなことが必要なのかについて意見を出し合った。

パネル② 『Show Night Hammer 釣りケーション』


 パネルディスカッション『Show Night Hammer 釣りケーション』には、池田 等さん(八幡自動車商会 CEO)、銭本 慧さん(フラットアワー 代表社員)、平尾 清さん(鶴岡工業高等専門学校 客員教授、Portfolio worker)、尹 聖玲さん(ANA総合研究所 「元気な日本」創生事業部 インバウンドチーム)、松並 三男さん(鮭川村地域おこし協力隊)が出演し、中川 めぐみさん (ツッテ 編集長 / 一般社団法人ウオー 代表理事)が進行を務めた。

 パネルでは釣りケーションに関連する各自の活動内容などが紹介された後、釣りケーションを広めていくにあたって、まずは「山形の釣り」の魅力や特徴が参加者に共有された。また釣り客のみならず観光客なども巻き込んだムーブメントを起こすための取組事例、山形のワーケーションに関する実態や意識調査結果なども共有された後、いくつかのアイデアをベースに活発な意見交換が行われた。

パネル③ 『山形地域経済エコシステム』


 パネルディスカッション 『山形地域経済エコシステム』には、伊藤 博さん(荘内銀行 常務取締役)、川村 淳さん(きらやか銀行 代表取締役常務)、佐藤 英司さん(山形銀行 常務取締役)、日下 智晴さん(金融庁 地域金融企画室長)、橋本 卓典さん(共同通信社)、原田 健史さん(東北財務局長)が出演。小林 剛也さん(山形県 みらい企画創造部長)が進行役を務めた。

 パネルでは簡単な自己紹介の後、地域経済エコシステムの概念とその循環に欠かせない食物網の連鎖をまわすための関係性の大切さについて解説があった後、各行の企業支援の背景、想い、活動内容など事例が紹介された。また、行政当局の見方や私見、山形県の金融の特徴、事業継承、ファンドやサービサーの活用、これから求められるビジネスパートナーの役割として中小企業の負担を減らすための経営管理/内部管理能力を提供するプラットフォームの提唱など幅広く意見交換が行われた。

パネル④ 『ハイパーコネクトな世界』


 パネルディスカッション『ハイパーコネクトな世界』には、内田 光紀さん(Uprithm)、留目 真伸さん(SUNDRED)、奈良坂 周さん(fnctuary)、矢野  圭一郎さん(SWAT Lab)が出演。小林 剛也さんが進行役を務めた。

 パネルでは 山形中央駅を如何に活用して世界に発信をしていくかについて議論したいとし、IT人材の都市流出の現状を踏まえ、場所等の概念をなくし、ハイパーコネクト時代の働き方を通じて人材を活用する点について複数の事例や意見が出された。また居住地や地域性に左右されないコミュニティーベースでのエコシステムによりビジネスが生まれる概念、それに必要な人材確保やDXなどについて考えを述べ合った。



 最後にジョージ・ヤマガタ氏はコロナ収束以降はリアルとオンラインのハイブリッドでセミナーを開催する予定であること、そして、今後、アイデアが尽きるまで毎週木曜日に山形中央駅セミナーを開催して情報を発信していきたいとし、次回は山形の地元の食材を核として持続可能な地域活性化に取り組んでいるゲストを招いて開催すると述べて閉会挨拶とした。

 次回のジョージ・ヤマガタ氏 Presents オンラインセミナー第2回「地域食材による持続的な地域活性化」は、2021年4月8日(木)18:00~19:20に開催を予定している。

主催・後援・共催 




(取材、記事、編集・制作 : メディアプロモーション事業部@グッドウェイ )




11:27 | 写真:金融・IT業界向け




 

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