2018年11月21日 (水) 、 経理入力アウトソーシング事業を展開するメリービズは、宮古島からクライアント企業、大阪から在宅スタッフを招き、メディア向けの「事業説明会&トークイベント」をメリービズ本社で開催した。
【挨拶&事業紹介】メリービズ代表取締役社長 工藤 博樹氏
冒頭の挨拶で工藤氏は会社概要や資金調達などについて説明後、アウトソーシング事業としての同社のバーチャル経理アシスタントサービスは現在500社ほどに利用されており、利用企業の特性、難度、業務量に基づいて専属のプロジェクトチームを組成。全国約700名の在宅スタッフ兼経理プロ人材の中から最適な人材をアサインさせることで、スムーズな業務オペレーションを実現していると説明した。
また、社名のメリービズ (MerryBiz)の“Merry”は、メリークリスマスの「メリー」で「楽しい」を意味しているとして、例えば「営業が得意だが経理が苦手」→「経理をアウトソースして、得意なこと、好きなことだけに集中する働き方」→「ビジネスを楽しくするためのビジネスインフラをつくる!」という取組をメディアを通じてもっと発信することで、日本・世界をもっとよくしたい思いから本日の説明会を開催したとも語った。
【トークセッション】「100%テレワークで本当に業務は成り立つの!?ー宮古島と大阪でも経理業務のアウトソースがうまくいく理由ー」
トークセッションのゲストは写真左から、宮古島から来たダグズ・バーガー 代表 大石 智和氏、同社の経理アシスタントを担当する大阪在住の在宅スタッフ 皆見 佳子氏(フリーランス )、同社担当のメリービズ 取締役 山室 佑太郎氏、モデレーターとしてフリーランス協会 平田 麻莉氏が進行役を務めた。ダグズ・バーガー社は主に「月次決算作成業務」、「給与計算業務」を委託しているという。
トークセッションでは和気あいあいとしたムードの中、大石氏が経理アウトソーシングを導入した理由や背景、皆見氏が経理アシスタントになった経緯や感想、山室氏を交えての導入までの流れの説明、導入後の運用の実際や感想などについてそれぞれが語った。
得意なこと、好きなこと「だけ」をする働き方により、ビジネスを楽しくすることを実現しようとするメリービズ。当日紹介された最近の地方活性化の例では、秋田銀行がメリービズを通じて秋田県鹿角市が集めたママさんテレワーカーに経理事務を業務委託することで、全国に埋もれている優秀な女性の人材の有効活用を通じて地方経済に貢献した事例なども紹介された。在宅ワーカーと企業とのマッチングビジネスによって地方創生へも貢献する同社の今後の事業拡大を期待したい。
(撮影、記事、編集・制作 : GoodWayプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )