■Open Bank APIについて 当社は、セキュリティを担保しながらユーザーに新しい金融サービスを提供する「Open Bank API」を2014年から提唱し、国内のFintechベンチャーにおいて最多※4の9つの銀行とAPI連携を実現してまいりました。 また、当社は、PFMサービスやクラウド型会計ソフトを提供するFintechの代表的プレーヤーとして、金融庁の金融審議会制度ワーキンググループ、経済産業省のFinTech検討会合、全国銀行協会での検討会、金融情報システムセンター(FISC)での有識者会議などで、金融機関のAPI活用のあり方について、様々な提言を行ってまいりました。政府によるさまざまな議論が行われた結果、2017年5月に参議院本会議で改正銀行法が可決され、政府の未来投資戦略2017※5では、2020年6月までに80以上の銀行にオープンAPIを導入する目標が掲げられています。 Fintechサービスには、開発生産性と高いセキュリティレベルが求められますが、金融機関のAPIがオープンになることで、これらのAPIを活用した様々なFintechサービスが当社以外にも生まれ、金融業界全体の活性化、ひいてはユーザー利便性の向上に繋がっていくものと考えております。引き続き当社といたしましても、金融機関のAPIを活用し、より一層ユーザー利便性の高いサービスの開発、提供を進めてまいります。