冒頭、田中 教彦さん(山梨中央銀行 常務取締役)より、取り組みの経緯や背景の説明に続き、社会実装の受け皿として実際にサービスを動かすところまでアイデア段階からメンバーが関わり、意見を出し合いながら思い入れあるプロジェクトを推進してほしいと期待を込めて挨拶。進行は安藤 一輝さん(山梨中央銀行 経営企画部 DX・イノベーション推進室 室長代理)が務めた。
続いてワークショップのファシリテーターを務める松本 肇子さん(アマゾンウェブサービスジャパン 金融事業開発本部 デジタルイノベーションリード)より自己紹介を兼ねて挨拶。実装する際はデジタルという形であっても、アイデア段階ではあまりデジタルを意識しすぎず取り組んでいきましょうなどと述べて、当日のアジェンダなどを紹介した。
自己紹介では、各チームのメンバーより、一人ひとりから、それぞれの抱負やプロジェクトに対する想いなどを披露。
レクチャー
| 「Amazonのイノベーション文化とメカニズム」 |
松本さんによるレクチャーでは、プロジェクトを推進していくにあたっての基本的な考え方やポイント等の説明が行われた。社員一人ひとりがミッションを実現するリーダーとなり、利用者を起点にする思考がイノベーションのスタート地点であることや、新しい製品やサービスを素早く実現し、利用者に届けるまでを伴走する「Digital Innovation Program」について解説。
ワークショップでは、冒頭にグループ毎のリーダーを選出し、課題こそがイノベーションの種になるとして、ポストイットを使った個人ワーク、メンバー同士の議論と意見集約を経て、課題と解決のヒント、アイデア等のグループ発表が行われた。
質疑応答が行われた後、今後のワークショップに向けての検討テーマなどが共有され、この日のキックオフは終了した。
Amazonの顧客中心に考える文化、イノベーションのスタートでもある「Working Backwards」の手法を用いたワークショップの今後の展開と新規事業創出の実現に向けた取り組みを楽しみに注目したい。
(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )