金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【IT業界ニュース】 >> 記事詳細

2018/06/08

【日本ユニシス】金融機関の日銀ネット決済事務の効率化を実現するソリューション「Siatol-SS/GS」が千葉銀行・中国銀行の共同システムとして稼働開始~ 日銀ネット決済のSTP化を実現し、決済事務の迅速化・効率化を実現 ~

| by:ウェブ管理者
日本ユニシスは、「日銀ネットSTPシステム」を千葉銀行と中国銀行の共同利用システムとして構築し、稼働を開始しました。

「日銀ネットSTPシステム」は、日本ユニシスが提供する日銀決済管理ソリューション「Siatol-SS/GS」を利用し、日銀ネット決済のSTP化を実現しています。また、システムを構成するサーバーは千葉銀行のシステムセンター内に設置され、千葉銀行・中国銀行の両行が利用する共同システムとして稼働します。これにより、システムの導入・維持に係るコストを軽減しました。

【背景】

日銀ネット(日本銀行金融ネットワークシステム)は、日本銀行が運用する決済システムで、金融機関同士の資金および国債の決済をオンライン処理するネットワークシステムです。
金融・資本市場の競争強化や証券決済システムの一層の利便性の向上およびリスク管理強化などを達成するために証券決済の期間短縮化が進められており、去る5月1日には、日本国債の決済期間(取引から受渡までの期間)の短縮化(T+1化)がスタートしました。
決済期間の短縮化を実現するには事務プロセスのSTP化(迅速化・効率化)が求められており、日銀ネット決済においても、決済量の多い金融機関は日銀ネットとコンピューター接続することでSTP化されています。一方、地方銀行では日銀ネット決済のシステム化は進んでおらず、日銀ネット端末から決済データを打鍵している状況にありますが、決済期間の短縮化が進む中で、日銀ネット決済事務の迅速化・効率化が課題となっています。

【「Siatol-SS/GS」の特徴と導入効果】

1.オペレーション効率化・リスクの軽減
・決済データは市場系事務システムからシステム連動することで、二重打鍵を排除し、事務の迅速化・効率化を実現
・決済予定データはSiatol-SS/GSにて自動的に蓄積・管理

2.事務の属人化の排除・BCP対応の強化
・決済事務のSTP化により属人的な事務を排除
・震災やパンデミックなどいつ見舞われるかわからないような事態が生じた際も、滞ることなく決済事務を遂行可能

3.決済事務にかかわる各種EUC(End User Computing)のシステム化
・Siatol-SS/GSに集約された決済データを利用したEUCにより、データの収集・入力負荷の軽減、データ入力ミスの排除、事務の堅確化を実現


原文はこちら
http://www.unisys.co.jp/news/nr_180608_siatol.html

15:03 | IT:一般
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.