日本IBMは、三井住友フィナンシャルグループ(以下SMFG)および三井住友銀行(以下SMBC)のRPA(Robotics Process Automation)とOCR(Optical Character Recognition)を用いた生産性向上と業務効率化の実現に向けて支援をしています。その一環として様々なソリューションを提供してきましたが、今般、膨大な文章を効率的に電子化するIBMのデータ・キャプチャー・ソフトウェア「IBM Datacap(データキャップ)」が採用され、SMFG、SMBC内での基盤構築が完了したことを発表します。
SMFGおよびSMBCは日本IBMとともに、IBMのコグニティブ技術を実装するIBM Datacapと、手書きや印刷文字を認識してデータ変換する複数のOCR(Optical Character Recognition)認識ソフトウェアを組み合わせて、OCR共通プラットフォーム基盤を構築しました。従来、RPAによる業務効率化では、紙の帳票のデータ化が課題と言われてきましたが、OCR共通プラットフォームとRPAを連携する仕組みを活用することで、紙の帳票のデータ化を実現し、抜本的に業務効率化範囲の拡大が可能になります。