(2011/01/11)
マレーシア・メイバンクとの業務提携覚書の締結について
http://www.mizuhocbk.co.jp/company/release/pdf/20110111_2.pdf
株式会社みずほコーポレート銀行(頭取:佐藤康博)とマレーシア最大の地場銀行であるMalayan Banking Berhad (President & CEO: Dato’ Sri Abdul Wahid Omar、以下、Maybank)は、新たな業務提携覚書を締結しました(発効日:2010年12月31日)。
1.
業務提携覚書の骨子
(1) プロダクツ・ストラクチャリングノウハウの相互提供
(2) 両行のネットワークの相互提供
(3) 案件の相互紹介
2.
覚書締結の狙い及び範囲
(1) 昨年10月下旬、マレーシア・ナジブ首相が「経済改革プログラム(ETP)」を発表する中で、主要成長分野が特定されたことを受け、日本企業によるマレーシアへの投資は今後増加することが見込まれます。またマレーシアはアジアのイスラム金融の中心であり、更に今後はハラール産業を始めとするイスラムビジネスの中心地(R&D拠点)として急拡大することも予想され、日系企業にとっての新たなビジネスチャンス拡大の余地があります。
(2) Maybankとはこれまで約40年にわたり親密な関係を構築してまいりましたが、互いの知識、ノウハウ、広範なネットワークを更に活用し、一層の連携強化によりお客さまの事業展開を万全の体制でサポートすべく、包括的な業務提携覚書を締結したものです。
(3) 業務提携の対象とする範囲は、シンジケートローン、ストラクチャードファイナンス、トレードファイナンス、デリバティブ、海外業務、キャッシュマネージメントサービス、イスラム金融等であり、ほぼ全ての銀行業務をカバーしております。
(4) 現在設立準備中のマレーシア現地法人においても、同行との強力なリレーションを十分活用しながら、マレーシアで事業展開されるお客さまに総合的な金融サービスを提供してまいります。