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2021/03/19

【NTTデータ】りそなホールディングスの営業店システムをローコード開発で刷新

| by:ウェブ管理者
株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)、NTTデータソフィア株式会社(以下、NTTデータソフィア)、ジェネクサス・ジャパン株式会社は、ローコード開発を採用した新たな営業店システムを構築し、2020年10月からの一部機能試行を経て、りそなホールディングスにおけるデジタル化施策の一環として、2021年4月から順次利用開始予定です。

本システムでは、従来金融専用端末で行っていた業務量のうち70%を汎用端末(PC、タブレットなど)で可能とすることで、金融専用端末を半減しております。また、オープンでライトなシステム構成とするとともに、ローコード開発ツール(GeneXus)の採用により、生産性の向上と開発期間の短縮を実現しております。 今後は、店頭の事務処理をデジタル化により極小化し、時間・人・スペースの創出と高い機動性により、りそなホールディングスにおける新たな業務運営体制である、「お客さまに向き合う業務運営体制」の実現に貢献します。

背景・概要
銀行にとって重要な顧客接点である営業店においては、デジタル化による顧客との接点減少が課題となっています。これらの課題を解決するため、デジタル受付端末を開発し、店舗の軽量化、ロケーションフリー化により、りそなホールディングスがめざす「お客さまに向き合う業務運営体制」の実現に貢献します。端末上で稼働するWebアプリケーション注1の開発には、ローコード開発ツールGeneXusを採用することで短期間での開発を実現しました。
開発にあたっては、NTTデータソフィア主導で2019年6月からPoCを実施し、新システムへの適用可否や生産性を評価しました。結果として、従来実績から想定する工期(16ヵ月)の半分以下である7ヵ月という超短期開発を実現する見込みが立ったこと、十分な生産性を確認できたことから、新システムとしての採用に至りました。

特長
(1)従来金融専用端末で行っていた業務量のうち70%を汎用端末(PC、タブレット)で可能とすることで、金融専用端末を半減
(2)パッケージ製品ではなく、オープンでライトなシステム構成とするとともに、ローコード開発ツール(GeneXus)の採用により、生産性の向上と開発期間の短縮を実現、かつ、ソフトウェア資産の長期利用が可能

情報技術の進化にタイムリーに追従しつつ、限られた人的リソースを銀行の競争力の源泉である業務アプリケーションに集中投資することが可能なローコード開発ツールとして、GeneXusを採用しました。
また、GUIベース注2の開発ツールとして、開発経験の浅い要員でも構築を可能とするため、NTTデータとNTTデータソフィアにて、GeneXus用開発標準を共同で策定しました。

今後について
りそなホールディングス傘下の各行の開発において、GeneXus採用を決定し、現在開発に着手しております。


原文はこちら
https://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2021/031902

15:05 | IT:一般
 

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