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2015/02/03

【日本ユニシス】平成27年3月期 第3四半期決算短信(連結)

| by:ウェブ管理者
このような環境の中、日本ユニシスグループはさらなる企業価値向上を目指し、3カ年の中期経営計画
(2012→2014)の最終年度として、「コアビジネスの拡大」により収益基盤を確固たるものにし、「新ビジネスへの挑戦」により共創/BPO(Business Process Outsourcing)ビジネスおよび社会基盤ビジネスを成長軌道に乗せることで新たな収益源を創出することに取り組んでまいりました。また、これらの取り組みを加速させるべく、2012年に業務提携した大日本印刷株式会社との協業ビジネスを積極的に展開しております。さらに、人事制度改革やコスト構造改革などの「経営基盤の強化」にも取り組んでまいりました。

まず、「コアビジネスの拡大」については全体として堅調であり、2015年1月4日には株式会社北國銀行にて次世代オープン勘定系システム「BankVision」が本番稼働しました。これにより、累計稼動行は9行となります。また大手信用金庫にて勘定系システムの新規採用が決定したほか、大手小売業のお客様から国内トップクラスの大規模ECサイトの再構築を受注しております。インフラビジネスも活発であり、国立大学の教育用電子計算機システムや地域金融機関の新本店ビルのネットワーク、さらに大手製造業のお客様から複数海外拠点を対象としたグローバルITアウトソーシングサービスを受注しております。また複数のクラウド環境との連携を可能にするクラウドフェデレーション関連のサービスラインナップを順次強化しております。

「新ビジネスへの挑戦」としては、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の衛星データ活用プロジェクトのエネルギー分野において「EMS(Energy Management System)(注1)サービスへの衛星データ活用」が採択されました。本プロジェクトでは、地球観測衛星センサーと地上センサーから取得したビッグデータを解析することで、再生可能エネルギーの需給バランス調整の高度化に貢献し、かつ当社のEMSに適用することでより高い付加価値を提供してまいります。また大日本印刷株式会社との協業で得られた知見を活かし、株式会社イトーキと近未来オフィスにおける協創的コミュニケーションの共同研究を開始するなど、これまでに打った布石をもとに新たな分野を開拓するアクションが増加しております。さらに、「無事故プログラムDR」を今年度の累計で6,500台受注(2014年12月末現在)するなど、新ビジネスの収益化も着実に進んでおります。

最後に、「経営基盤の強化」に関しては、人材最適化およびコスト構造改革として、間接要員から運用業務要員へのシフトや事務所更改による固定費削減を引き続き実施しております。

以上のように、中期経営計画の達成に向けて日本ユニシスグループ一体となって取り組んでおります。


原文はこちら
http://www.unisys.co.jp/invest-j/financial/pdf/tanshin2015q3.pdf

17:01 | IT:決算・人事・IR
 

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