株式会社ワコムの液晶ペンタブレット最新モデル「Wacom One 液晶ペンタブレット 12 (DTC121)」が株式会社東京スター銀行(東京都港区)に導入され、この3月より渉外業務での活用が本格稼働しました。これにより渉外時の事務処理にかかる時間の大幅削減(最大70%)を実現しました。
東京スター銀行は、店舗のキャッシュレス化や、インターネット上で銀行店舗体験ができる「VRラウンジ」の開設、「オンライン相談サービス」等の非対面チャネルの充実など、数々の先進的な取り組みを進めています。2022年にはクラウド上に投資信託・保険商品のペーパーレス取引システムを構築し、申込書類の電子化を実現しました。これに伴い、店舗で申込書に記入する据え置き型端末として13.3型の「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」45台導入され、顧客の記入ミスが減り、行員によるチェック業務や負荷も軽減されました。
この実績から、お客様のご自宅の玄関先等での提案や申込み手続きでも「液晶ペンタブレットを活用したい」という声が、多くの営業担当者から寄せられました。そこで2023年に銀行では初めて導入されたのが、最新モデルの「Wacom One 液晶ペンタブレット 12 (DTC121)」です。「Wacom One 液晶ペンタブレット 12 (DTC121)」20台の導入により、お客様による資料の閲覧や記入が容易になったほか、投資信託や保険商品の申込書の記入ミスの減少や訂正のための再訪問の回数が削減されました。また、ペーパーレス化による事務処理時間が3分の1から4分の1ほどに短縮され、申込書の保管コストも削減されるなど、行員の業務効率化と顧客満足度向上を実現しています。