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2016/06/30

【SCSK】ERPパッケージ「ProActive E2」の機能強化版を提供開始~重要情報のセキュリティ強化を支援するAPIの提供と顧客ニーズを踏まえた機能拡張を実施

| by:ウェブ管理者
SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:谷原 徹、以下SCSK)は、自社開発のERPパッケージ「ProActive E2」の機能強化を実施した最新版を、6月30日から提供開始いたします。

1.機能強化の背景
ERPパッケージ「ProActive E2」は、「環境の変化に強く、永く使える。成長する企業のERPパッケージ。」をコンセプトに開発され、会計から貿易管理を含む販売・購買在庫管理、資産管理、人事・給与・勤怠・人材マネジメントなど、全16の業務システムで構成されています。マイナンバー制度などの制度変更への対応だけでなく、業務効率を改善し、本来注力すべき業務にリソースを集中することで企業力向上を実現するシステムを目指し、市場ニーズやお客様のご要望を踏まえた機能強化を継続しております。

これまでマイナンバーへのアクセス制限を強化したいというニーズに応え、接続できる端末を物理的に制限する「クライアント認証機能」をオプション機能として提供してきましたが、今回の最新版では、重要情報について、さらなるセキュリティ強化を実現する暗号化・復号処理である「暗号化API※と秘密情報鍵管理機能」を追加しました。その他、顧客ニーズに応える機能強化として、自由レポート作成機能などのデータ出力機能、給与システムの給与計算・退職金計算機能、さらに販売管理システムの外部データ取込機能の拡張などを実現しました。

※Application Program Interfaceの略。プログラミングの際に使用できる命令や規約、関数などの集合のこと。


2.代表的な機能強化ポイント

(1)暗号化API・秘密情報鍵管理機能
暗号化APIは、暗号化・復号処理を簡易に実現できるAPIです。標準機能では、重要情報であるマイナンバーの個人番号管理に利用していますが、秘匿性の高い情報を管理するためのカスタマイズ・アドオン機能などにも利用できます。
また、秘密情報の暗号化・復号処理に必要となる暗号鍵(秘密情報鍵)を管理するため、「秘密情報鍵管理」機能を新たに提供します。

(2)消費税明細情報・預り源泉情報のデータ出力機能
消費税や預り源泉税関連業務の効率化に対する顧客ニーズに応え、勘定科目別の消費税区分明細情報の表計算ソフト出力機能の提供と、預り源泉情報の取り扱いを可能とする自由レポート機能の拡張を行いました。

(3)給与計算・退職金計算機能の拡張
「任意計算式支給・控除」機能では、多様なパターンに対して、標準機能で対応できることに好評をいただいておりますが、より複雑な条件に対応できるよう、使用可能な管理項目数の上限を従来の3倍となる30項目へと拡張します。
また、「退職金計算」機能では、確定拠出型企業年金の管理に加え、1年ごとに積み上げられるポイントにより退職金支給額が決定する方式にも対応します。年次ポイントの計算と付与、累積ポイントによる退職金計算機能を実現しました。

(4)販売管理システムの外部データ取込機能の拡充
データ処理における生産性向上および正確性の追求の実現に向け、外部システムとのデータ連携の強化として、「売上実績データ」「在庫調整データ」の取込機能を拡充しました。
なお、今後、「仕入実績データ」「売買実績データ」についても順次対応を予定しています。


原文はこちら
http://www.scsk.jp/news/2016/press/product/20160630.html

19:07 | IT:一般
 

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