【日本銀行】金融政策決定会合議事要旨(5月21、22日開催分)
http://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/minu_2013/g130522.pdf
Ⅰ.金融経済情勢等に関する執行部からの報告の概要
1.最近の金融市場調節の運営実績
金融市場調節は、前回会合(4月26 日)で決定された方針( 注1 )に従って、長期国債の買入れ等による資金供給を行った。そのもとで、マネタリーベースは148~ 156 兆円台で推移した。
2.金融・為替市場動向
短期金融市場では、金利は、長めのゾーンを含め、低位で推移している。無担保コールレート(オーバーナイト物) は、0.1%を下回る水準での動きとなっている。GCレポレートは、0.1%程度で概ね横ばいとなっている。ターム物金利をみると、短国レートは、長めのゾーンを含め、0.1%程度で推移している。長めのターム物の銀行間取引金利は、横ばいとなっている。
長期金利についてみると、10 年債利回りは、5月初にかけて米欧長期金利が低下した局面では、堅調な国債入札結果もあって、一旦0.5%台半ばまで低下した。もっとも、その後は、米国経済指標の予想比上振れ等を受けた米欧長期金利の上昇や為替の円安進行、わが国株価の上昇などを背景に、ボラティリティの高まりを伴いつつ、0.8%台まで上昇している。5年債や20 年債の利回りも10 年債と概ね同様の動きとなっているほか、2年債利回りもごく小幅ながら上昇している。株価(日経平均株価)は、米欧株価の上昇や為替の円安進行等を受けた企業収益の改善期待などを背景に、上昇基調が続いている。
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