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2017/11/13

【三井住友銀行】生産性向上の実現に向けたRPA(Robotic Process Automation)の活用について

| by:ウェブ管理者
株式会社三井住友フィナンシャルグループ(執行役社長グループ CEO:國部 毅、以下「SMFG」)および株式会社三井住友銀行(頭取 CEO:髙島 誠、以下「SMBC」)は、2017 年 4 月に「業務改革室」を設置し、生産性の向上、効率化の推進に積極的に取り組んでおりますが、その実現をサポートする有力なツールの一つである RPA(※1)の活用状況について、お知らせいたします。

1. 本件の背景
SMFG では、今年度からスタートしました中期経営計画におきまして、新しいテクノロジー活用やグループベースでのインフラ共有化等による、生産性の向上、効率化の推進に取り組んでおり、2019 年度末までの 3 ヵ年で 500 億円、中期的には1,000 億円のコスト削減を目指しております。その実現に向けて、2017 年 4 月にグループ全体の「生産性向上」「業務効率化」「コストコントロール」を推進する部署として「業務改革室」を設置し、重点施策の一つとして、RPA を活用した抜本的な業務改革に取り組んでおります。

2. RPA の導入概要
RPA の導入にあたっては、まず、SMBC のすべての本部部署を対象に業務の可視化を実施し、無駄な業務の廃止、重複する業務の集約を進めるとともに、その他残存する業務のうち RPA で代替可能な業務については業務プロセスを RPA に適合するように見直した上で、RPA による自動化を実施しております。これまでに RPA による自動化で約 200 業務、40 万時間(開発着手分を含むと約 65 万時間)の業務量削減を実現しており、今年度末迄には 100 万時間、3 年以内に 300 万時間(約 1,500 人分の業務量)以上の業務削減を実現し、人員余力を捻出する計画としております。今後、業務の集約や高度化を企図した組織改編等も検討し、更なる人員余力の捻出にも取り組んでまいります。


原文はこちら
http://www.smbc.co.jp/news/pdf/j20171113_01.pdf

17:08 | 金融:銀行
 

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