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2019/08/01

【経済産業省】東アジア地域包括的経済連携(RCEP)閣僚会合が開催されます

| by:ウェブ管理者
8月2日、3日、中国において、第8回東アジア地域包括的経済連携(RCEP)中間閣僚会合が開催されます。
同会合には、我が国からは世耕経済産業大臣他関係者が出席する予定です。
同会合では、昨年の首脳合意を受け、年内の妥結に向けて閣僚間で議論を行います。

■1.概要
RCEPとは、東アジア地域包括的経済連携(Regional Comprehensive Economic Partnership)の略です。ASEAN10か国+6か国(日本、中国、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、インド。以下「FTAパートナー諸国」)が交渉に参加する広域経済連携です。

■2.経緯
1. 2012年11月、ASEAN関連首脳会議のRCEP交渉立上げ式において、ASEAN諸国とFTAパートナー諸国の首脳は、RCEP交渉立上げを宣言。2013年5月、ブルネイにおいて第1回交渉会合を開催。これまでに、15回の閣僚会合、27回の交渉会合を開催。

2. 2018年3月の閣僚会合においては、世耕経産大臣から、一定の質が確保されることを前提として、年内妥結を目指すASEANを支持する旨を表明。

3. 2018年7月には、ASEAN以外の国として初めて日本が東京において閣僚会合を主催。世耕経産大臣がシンガポールのチャン大臣と共に共同議長を務め、RCEP交渉を妥結に導くための具体的な進め方について議論。8月の閣僚会合において本年末の成果パッケージを想定して議論することで一致。

4. 2018年8月には、シンガポールで閣僚会合を開催し、分野別の到達目標を年内にパッケージとして達成することにより、RCEPの「実質的な妥結」を目指すことで一致。

5. 2018年10月には、シンガポールで閣僚会合を開催し、年内の「実質的な妥結」に向け、交渉の進捗を評価し、残された政治的論点について、閣僚間で集中的に議論。個別の論点について、事務方へのガイダンスを与えた。

6. 2018年11月にRCEP閣僚会合・RCEP首脳会議を開催。結果、共同首脳声明が発出され、2018年における交渉の実質的な進展を歓迎するとともに、RCEPを2019年に妥結する決意が示された。

7. 2019年3月には、カンボジアで閣僚会合を開催し、市場アクセス及びルール交渉の進捗を確認し、特に議論の加速が必要な分野について追加的に交渉会合を開催するとともに、今年8月に次回閣僚会合を開催することに合意した。


原文はこちら
https://www.meti.go.jp/press/2019/08/20190801001/20190801001.html

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