【フィデッサ】野村證券、グローバルデリバティブ取引システムにフィデッサのトレーディングプラットフォームを採用
http://www.fidessa.com/jp/page/14739/
多通貨・複数金融資産取引対応のトレーディングシステムを運用会社及び証券会社双方に提供するフィデッサ (LSE証券コード: FDSA)は、野村證券株式会社(以下、野村證券)が、グローバルでの先物・オプション対象の取引システムとしてフィデッサのトレーディングプラットフォームを採用したことを発表しました。.
野村證券は、全ての上場物デリバティブビジネスを対象にしたグローバルオペレーションに、 フィデッサのトレーディングプラットフォームを利用する予定です。 同製品は、世界各国のデリバティブ市場へのアクセスとマーケットデータ提供を網羅し、フロントからミドルオフィスまでの複雑な業務フローをカバーしています。
野村證券、先物&オプション・デリバティブクリアリング、エレクトロニック・マーケット部門のグローバルヘッド のミシェル・ニール氏は、次のように述べています。「規制体系の変化により金融デリバティブ(派生商品)市場は変貌を遂げています。こうした新たな規制要件実現を満たす為には、世界的技術インフラ(技術基盤)の採用が必要不可欠です。フィデッサの精巧で強力な注文管理システムは高い評価を得ており、同社の堅牢な技術の採用によって、我々のデリバティブ取引が顧客利益を最大化するべく、市場をリードした成果を実現できると期待しています。」
グローバルな注文管理に加え、フィデッサが提供するデリバティブアルゴリズム取引機能(ベンチマークアルゴリズム、シンテティック注文タイプ等)も今回、野村證券により採用されます。集中化されたリスク・コンプライアンス管理機能により、規制に応じた監査証跡やレポーティング機能が実現されます。このグローバルプラットフォームは、同社の欧米拠点において2013年前半からの稼動が開始され、その後、アジアと日本拠点にも順次導入される予定です。
フィデッサのグローバル セールスディレクターである スティーブ・バローは、次のようにコメントしています。「フィデッサのマルチアセットプラットフォームの強みは、先物やオプション業界の変化に迅速かつ綿密に対応することです。 デリバティブ取引の市場枠組みにおいて、店頭物と上場物が一体化するにつれ、より高度なワークフローに対応できるシステムが求められます。こうした課題は、正に弊社が長年をかけ製品開発において取り組んできた領域です。これらの機能性や専門知識に加え、弊社の揺るぎないグローバルインフラやこれまで培ってきた大規模なデリバティブシステム提供の実績が、現在、世界中から注目を集めています。」
フィデッサのマルチアセットトレーディングソリューションは、世界各国の950企業で約25,000人のユーザーに提供されています。国内外700社以上のブローカーと約2,900社のバイサイドのお客様、さらには200の取引所・代替執行市場との間を、フィデッサグローバル注文回送ネットワークで接続しています。