【ビリングシステム】当社代表からの挨拶を更新
http://www.billingjapan.co.jp/corpinfo/message.html

代表挨拶
 

ビリングシステム株式会社の江田敏彦です。

 
まず昨年度におきまして、上場来初の赤字決算を致しました事を心よりお詫び申し上げます。この赤字主因は、貸倒引当金の計上によるものでしたが、今期第一四半期ですべてのファイナンス関係の資産を売却いたしましたので、今後これらに関連した再度の引当等の計上は一切必要ないことを、冒頭にてご報告申上げます。

今期は再創業の年と位置付け、運営体制と提供商品・サービスの見直しを行い、第一に黒字決算にすること、第二に将来に向けた業務基盤の確立をすること、を必達として業務推進して参ります。

現状業況のご説明

始めに現況のご説明をさせて頂きます。　当社が投資有価証券として保有するイーエムシー株式会社は、平成25年3月15日付で東京地方裁判所において破産手続開始決定がなされました。これより、当社は平成25年12月期第１四半期において、特別損失（投資有価証券評価損）50百万円を計上する厳しいスタートとなりました。

又、ファイナンス関連事業につきましては、昨年まで実施していました当社の自己アセットを利用するサービスは取止め、キャッシュフロー管理に基づく資金繰り支援サービスのファイナンス事業者への取次のみに徹することと致しました。これにより、当社自身がリスクアセットを持つことなく、更に資金量にとらわれることなく、中小企業の資金繰り支援を推進することが可能となりました。順次ファイナンス事業者と提携し、サービス拡大の予定ですが、今年度のファイナンス関連の収益は、一昨年、昨年に比べ大きく減少する計画としております。

一方、クイック入金、収納代行、支払い代行、等の決済支援サービスは、一昨年、昨年と僅かではありますが、売上、利益とも堅調に推移して参りました。加えて、昨年12月の政権交代以降の景気浮揚策により、株式市場、為替市場とも取引高が増加してきており、クイック入金サービスのご利用が拡大しております。

更に、その他の決済支援サービスにつきましても、一昨年、昨年の取扱に比べ、取扱が増えてきております。

 
決済支援事業の推進方針のご説明

決済支援事業の第1の主要サービスであるクイック入金サービスにつきましては、証券・為替マーケットの数多くのお客様からサービスのご利用を頂いていますが、アベノミクスに伴うマーケットの回復と共に利用量は拡大しています。今後、サービス向上の為の機能改善と併せ、本人確認等のコンプライアンス強化の為のサービス機能の改良も加え、一層ご利用頂けるサービスとして運営して参ります。

第2の主要サービスである収納代行サービスでは、競合する他社の各種サービスがあります。クレジットカードやコンビニ払いなどによる収納代行サービスを他社と同じ方法で展開することでは、当社は後発組でもあり、人的にも物的にも、非常に大きな負担を要するものとなってしまいます。その為、当社は銀行・郵貯の振込・収納機能を中心としたサービス開発を進め、企業の決済関連業務を効率的に処理するサービスの提供など、当社の特色を生かした競争力のあるサービスの開発・提供を進めています。これに加え、企業のお客様である個人にとって、使い易く魅力的なサービス・新機能の開発・提供が、当社サービス拡大の鍵と認識し、クレジットカードや口座振替を統合的に利用できるサービスの開発と併せ、これらがスマートフォンでも利用可能となるサービスの開発を推進しています。

決済支援事業の３つ目のサービスとして、振込代行サービスがあります。一昨年開発した送金資金の保全を担保する信託方式の送金代行サービスに付きましては、大塚商会様と共同の振込代行サービスとして拡大推進しています。今後はこれと併せて、新たな企業様へのサービス提供も準備を進めております。

 
詳細
http://www.billingjapan.co.jp/corpinfo/message.html