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2013/11/07

【マークイットグループ日本(markit)】外資系金融機関、国内大手銀行、証券、保険会社向けにデリバティブ、債券、株式配当情報などの時価評価を提供するマークイット、取引先を招いてネットワーク・イベントを開催

| by:ウェブ管理者


 2013年10月16日(水)、英国に本社をもつマークイットグループ日本は、東京に日本法人を設立以来、本年秋をもって8周年を迎えることを記念し、東京市場に関わる取引先の懇親を目的としたネットーワーク・イベントを新丸の内ビルディング7Fにある本格広東料理と洋食を深夜まで味わえるダイニングレストラン「SO TIRED」を貸切って開催した。

 会場には、国内外の証券会社や銀行・信託銀行・政府系金融機関、アセットマネジメント会社、火災保険会社、金融サービス関連ベンダー企業など、マークイットのスタッフを含めおよそ70名が集まり、食事や飲物を楽しみながら名刺交換や業界の最新事情について意見・情報交換を行った。




 マークイットグループは、2001年に英国ロンドンで創業されたグルーバル金融サービス会社。世界20カ国以上に事務所を構え、3,000社以上の金融機関向けに金融情報サービスを提供している。設立以降、買収合併により業務を拡大、現在ではデリバティブ、債券、株式配当、ローンなど幅広い分野の商品をカバーし、時価評価にフォーカスを絞った極めてユニークなビジネスモデルで全世界の数多くのマーケットメイカーやヘッジファンドに日々の時価評価を提供している。また、株主には、JPモルガン、ゴールドマンサックス、モルガン、スタンレー、メリル・リンチといった業界を代表する金融機関が名を連ねているという。




 マークイットでは、金融機関が正しいリスクマネージメントを行っているかどうかを検証したり、金融機関が自己の資産査定を行うにあたって必要不可欠な尺度を提供するコンサルティングサービスのほか、トレーダーやファンドマネージャーおよび商品開発部門のスタッフが市場戦略を立てる上で必要な分析ツールを提供している。

 当日、来場した参加者によると、マークイットが提供するサービスを日々活用しながらも、新たに規制強化が進むリスク管理やオペレーションの見直しにおいて、当局からの様々な指摘事項などにいかに対応していけばよいか、自社の中でそれぞれの担当者が抱える課題は数多くあるという。これらの課題への打ち手を探るべく、同じ業界で取組む来場者同士で直接意見を交わすことができるこのようなイベントは、現場の最前線にある事実を認識し、普段では得難い情報収集ができる貴重な機会として、これからも積極的に参加していきたいという声も数多く聞こえた。

 新興国の経済成長をはじめ世界的に変化のスピードが加速している金融市場の中で、東京市場の健全な発展と活力を生み出すべく、ネットワークを通じて出会う業界の一人一人が、その実現に向けた仕組み化とあるべき姿の業界形成に向けて牽引していくことを期待したい。

(取材、撮影、記事: 藤野 宙志 /  編集・制作:柴田 潔)

 


11:30 | 写真:金融・IT業界向け




 

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