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2017/08/27

【日独スタートアッププラットフォーム】ドイツと日本のクロスボーダー・イノベーションの進展に向けて、「ドイツFintech企業訪問報告会」を開催!

| by:サイト管理者

 2017年8月21日(月)、日独スタートアッププラットフォームは、中央区京橋にある「kyobashi TORSO」において、日独スタートアッププラットフォームを支える関係者を招き、「ドイツFintech企業訪問報告会」を開催した。



 日独スタートアッププラットフォームは、日独両国のクロスボーダー・イノベーションを推進することを目的として、2017年2月28日(火)にベルリンと東京を結び、日独両国の大使館関係者を含め、約200名規模で「日独スタートアッププラットフォーム第1回総会」(映像:2分29秒)を開催。続いて、2017年6月14日(水)には、ベルリン、フランクフルト、東京の3拠点をビデオ会議システムで結び、大使館、金融庁、中央銀行、メガバンク、投資銀行、VC、一般社団法人FinTech協会、FinTechスタートアップ企業、スタートアップ・サポーターなどが一堂に介し、「第1回 Fintech分科会(レポート)」を開催。この日は、その後、民間企業が実際にドイツのコワーキングスペース/アクセラレーター/ベンチャーを訪ね、これからの新事業創造に向けた視察活動について「ドイツFintech企業訪問報告会」が行われた。




 最初に参加者全員による自己紹介が行われ、政府/行政各省庁、大学、民間企業、ベンチャーキャピタル、スタートアップ企業など、これからの日本発の事業創造に向けたエコシステムを形成する多様な分野から、それぞれの取り組みが披露された。



 続いて、小林 剛也氏(財務省 主計局)より挨拶。日独スタートアッププラットフォームの狙いと概要について紹介。小林氏が在ドイツ日本国大使館に勤務していたベルリンで構想が始まり、これからも日本から盛り上げていくとし、大企業の支援や大使館を通じて日独双方のスタートアップが直接話す機会を提供し、結びつけるためのプラットフォームづくりに向けて、アクチュアルな議論を行い、多彩な方向性の中で、人の信頼によるネットワークによる取組みを進めていきたいと語った。



 その後、しばし、持ち寄った食べ物や飲み物を片手に参加者同士の歓談のひと時。名刺交換や意見交換を行う姿が広がった。




 そして、この日のメインプログラムとなる「ドイツFintech企業最新事情」と題して、渡邊 弘巳氏(日本ユニシス ファイナンシャル第三事業部 S-BITS統括部長)より解説。近年、ドイツでは新しい顧客接点を持った金融サービスが活発に展開されており、それらを支えるUI/UX技術やその最新動向や取組みについて直接現地を訪ねた狙いを語った。その上で、フランクフルトやベルリンにおけるエコシステムを支援する「TechQuartier」や「Factry」などでの様子や気づきなど視察内容を披露した。



 その後、参加者の中より、竹内 梨夏氏(Shares:シェアーズ 事業開発ディレクター)、Marco Koeder氏(J. Walter Thompson Japan GK, Digital Business Director)によるプレゼンテーションが行われた。



 最後に参加者一同で記念撮影。日独スタートアッププラットフォームの進展に向けた出会いに感謝すると共に、訪日外国人向けの日本におけるウェルカムパッケージアライアンスの整備と、次回の日独分科会での発表に向けた準備を進めていきたい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




17:37 | 写真:金融・IT業界向け




 

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