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2017/11/28

【みずほ銀行】モザンビーク共和国におけるナカラ回廊鉄道・港湾インフラ事業向けプロジェクトファイナンスの組成について

| by:ウェブ管理者
株式会社みずほ銀行(頭取:藤原 弘治)は、三井物産株式会社(以下、「三井物産」)、およびブラジルの総合資源会社 Vale S.A.(以下、「Vale 社」)が共同出資するモザンビーク共和国(以下、「モザンビーク」)籍のプロジェクト会社 2 社、およびマラウィ共和国(以下、「マラウィ」)籍のプロジェクト会社 2 社との間で、株式会社国際協力銀行、アフリカ開発銀行、および民間金融機関 9 社とともに総額 27.3億米ドルのプロジェクトファイナンスによる融資契約を、2017 年 11 月 27 日付にて締結しました。

本件は、三井物産、および Vale 社がモザンビーク北部で共同開発するモアティーズ炭鉱から、隣国マラウィを通り、ナカラ港まで年間 18 百万トンの石炭を輸送するナカラ回廊鉄道の整備運営や、その石炭を国外へ出荷する能力を持つナカラ港の港湾インフラ事業に対して融資を行うもので、当行はリードアレンジャーとして参画しています。なお、民間銀行融資部分については、株式会社日本貿易保険による海外事業資金貸付保険、および南アフリカ共和国輸出信用機関による保険が付保されます。

また、本件では、当行が業務協力協定を締結する南アフリカ共和国最大の商業銀行であるスタンダードバンク(The Standard Bank of South Africa)と連携し、2国間、4 社のプロジェクト会社にまたがる資金決済業務を担うとともに、当行が本件に融資を供与する金融機関の取りまとめを行うグローバルファシリティ・エージェントを務めます。

本件は、サブサハラ・アフリカ地域の鉄道・港湾における輸送のボトルネックを解消し、豊富な天然資源を有するモザンビークをはじめ、同地域の経済成長を促すことが期待されています。また、日本政府は 2014 年にナカラ回廊を中心とする地域総合開発に 5 年間で約 700 億円の包括的支援を表明しており、本件事業もかかる経緯において両国関係のさらなる発展に資するものです。

今後も、当行は高度な金融ノウハウを活用し、お客さまの海外進出・事業拡大を幅広くサポートするとともに、アフリカ地域を含む発展途上国の経済発展に貢献していきます。


原文はこちら
https://www.mizuhobank.co.jp/release/pdf/20171128release_jp.pdf

17:09 | 金融:銀行
 

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