金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【IT業界ニュース】 >> 記事詳細

2016/11/14

【フィスコ】トークン「ネクスコイン」を当社株主に対して配布することに関するお知らせ

| by:ウェブ管理者
当社は、本日開催の取締役会において、平成 28 年 11 月期期末時点の当社株主に対して、ブロックチェーン技術を活用したトークン※「ネクスコイン」を配布することについて決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
※ブロックチェーン技術を活用したトークンとは、ビットコインの基幹技術にも用いられるブロックチェーン技術を用いた分散型台帳上の記録であり、ブロックチェーン上にその総量、各人の保有比率、譲渡などの履歴情報を記録管理するものです。

1.トークン「ネクスコイン」の配布について
(1)背景
当社は、2016 年3月 16 日付公表のとおり、同年4月に当社と子会社である株式会社SJI(以下 SJI)とともに、当社の親会社である株式会社フィスコが設立し、ビットコイン取引所の運営事業等、仮想通貨ワンストップサービスを行う株式会社フィスコ・コイン(2016 年7月1日付けで「株式会社フィスコ仮想通貨取引所」に社名変更。以下フィスコ仮想通貨取引所)へ資本参加をする決議をいたしました。

ビットコインを支えるブロックチェーン技術に関しては、経済産業省が事業家を交えた非公開の検討会を設置し、本年 4 月には「ブロックチェーン技術を利用したサービスに関する国内外動向調査」として、市場や産業分野に与える影響について報告書を公表しています。また、その他、個別のワーキンググループにおいてもブロックチェーンの活用について検討をすすめるなど、ビットコイン等の暗号通貨に限られない、IoT 分野での大きな可能性が期待されます。

当社子会社の株式会社ネクス(以下ネクス)と株式会社ネクス・ソリューションズ(以下ネクス・ソリューションズ)におきましては、以前より IOT 分野に注力をしております。今後は、ネクスの持つ通信技術とネクス・ソリューションズのソフトウェア開発力に、新たにブロックチェーン技術を利用することで、通信でつながれた機器同士がおこなう様々な取引の決裁における国内外の取引時の交換レートの変動の回避や、安価な手数料を活かした国際送金や少量の取引における少額決済での活用など、仮想通貨を使用したサービスの構築と通信機器への機能の実装を目指します。例えば、自動運転の電気自動車が交差点で停車中に充電をおこない充電料金の決裁がされたり、冷蔵庫の食材の在庫が無くなると冷蔵庫が自動でスーパーへ発注をおこない購入物の決裁がされるような、人の手を介さずに機器同士で決裁が完結する M2M ペイメントサービスの開発を目指します。

これらの新たなサービスへの取組みを開始するにあたり、当社は、希望する株主に対し、その保有株式数に応じて仮想通貨と同様の技術基盤を用いて発行・管理することができる当社の独自トークン「ネクスコイン」を配布することといたしました。
ネクスコインの使途の詳細は未定ですが、将来的に当社が提供する製品との交換を可能としたり、上記の様なブロックチェーン技術を利用した新たな IoT サービスでの利用を検討しております。


原文はこちら
http://www.fisco.co.jp/uploads/20161111_ncxx_ir.pdf

18:02 | IT:決算・人事・IR
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.