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2016/08/01

【インヴァスト証券】平成29年3月期第1四半期決算短信[日本基準](連結)

| by:ウェブ管理者
1.当四半期決算に関する定性的情報

(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、景気回復の足取りが重く、下振れしやすい状況が続いています。5月に発表となった日本の1-3月四半期GDP速報値は年率換算で1.7%(6月発表の改定値は1.9%)と2四半期ぶりに増加に転じたものの、本年特有事情のうるう年による増加分が含まれての数字であり、依然として回復ペースには改善の兆しが見えません。
国内では耐久消費財の低迷が顕著となっており個人消費の低迷が長期化、海外向けの輸出では欧米や中国からの需要の弱さが企業収益を圧迫しています。加えて、6月23日の英国国民投票の影響により株安、円高が進行しており、これらが景気に対する先行き不透明感を一層強くしました。

一方では、引き続き好調な雇用環境や公共投資が景気を下支えしており、在庫調整が終了次第、景気は回復に向かうとの指摘の声も聞かれています。
外国為替市場において、米ドル/円相場は下落基調を強め、期首は1ドル=112円台でスタートしたものの、4月は日銀の政策に対する思惑が交錯するなか、目新しい追加緩和策が講じられず106円台まで下落しました。

しかし、5月に入り、売りが一巡すると、米国の利上げ期待を背景として日米金利差に期待したドル買いが優勢となり、月末には111円台を回復する場面もありました。6月は、英国の欧州連合離脱是非を問う国民投票の思惑と結果に相場は乱高下しました。国民投票の事前予想は英国の欧州連合残留が優勢だったものの、開票が進むにつれ離脱派の勝利が決定的となると、米ドル/円は、前日から一時7円以上安い98円台に下落、ポンド/円も前日の157円台から133円台まで下落するなど、安全資産の円が大幅に買われる展開となりました。

株式市場は、4月は堅調な米国株式市場や原油相場が反発に転じたことを背景に日経平均は約2ヵ月半ぶりに17,600円台を回復しました。しかし、6月の英国国民投票の結果を受けて、世界的に株式市場が軟調となると日経平均も下げ足を速め、一時15,000円を割り込む場面もありました。
このような経済状況のもとで、当社グループの当第1四半期連結累計期間の営業収益は9億24百万円(前年同四半期比95.3%)、純営業収益は9億24百万円(同95.3%)となりました。

また、販売費・一般管理費は全体で8億48百万円(同97.3%)となり、この結果、純営業収益から販売費・一般管理費を差し引いた営業利益は75百万円(同77.2%)、経常利益は71百万円(同78.4%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は52百万円(同182.6%)となりました。
なお、当社単体での営業利益は64百万円(同38.5%)、経常利益は66百万円(同39.3%)、四半期純利益は47百万円(同45.0%)となりました。


原文はこちら
http://www.invast.jp/company/release/pdf/2016/0729_01.pdf

18:09 | 金融:決算・人事・IR
 

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