野村ホールディングス株式会社(以下「野村」)とインターミディエイト・キャピタル・グループ(Intermediate Capital Group plc、以下「ICG」)は本日、日本国内でのメザニン投資専業の新会社(以下「新会社」)を設立することで合意した。出資比率は50:50を予定している。 両社は、日本の経済政策を背景に機関投資家のメザニン投資需要が高まっていることから、新会社が設立を予定するファンドを通じて、メザニンの投資機会を提供する。また、両社は本プロジェクトに対し、最大で100億円程度をそれぞれ投じる予定である。 野村のグループCEOの永井浩二は、以下のとおりコメントした。 「当社は、当社の顧客に対するサービスをより一層向上するために、独立系メザニン投資専業会社として世界最大のICGと提携することを決断した。メザニンは、企業再編や企業買収等において近年増加している資金調達手段であり、当社は今回ICGと設立する新会社を通じて、日本におけるメザニン市場の拡大に貢献していきたいと考えている。」 ICGのCEOのクリストフ・エヴァンは、以下のとおりコメントした。 「今回の合意によって、新会社が設立を予定するファンドを通じた幅広いメザニン投資の機会を日本の投資家に提供することができるようになる。野村の強固な顧客基盤と当社のファンド組成・運営の高い専門性は、日本のクレジット投資の市場拡大に大きく貢献することができると確信している。」