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2015/09/04

【NTTデータ】マレーシアでEC 決済代行事業における最大シェアを持つiPay88社の子会社化について

| by:ウェブ管理者
株式会社NTTデータは、子会社のNTT DATA Asia Pacific Pte. Ltd(代表取締役社長:深谷 良治、本社:シンガポール、以下:NDAP)を通じ、マレーシアにおいてPCおよびモバイルを通じたEC 決済代行事業における最大シェアを持つiPay88 Sdn. Bhd(代表取締役:Lim Kok Hing、Chan Kok Long、本社:マレーシア・クアラルンプール、以下:iPay88社)と、同社の株式を取得し、子会社化することで合意しました。
本提携で、NTTデータは、成長するAPAC市場におけるEC決済ビジネスの足掛かりを獲得し、CAFIS等で培ってきたペイメント分野のソリューションやノウハウと、iPay88社の強みである加盟店および金融機関向けの決済代行事業や強固な顧客基盤を組み合わせた、先進的かつ競争力のある各種決済サービスの提供を目指します。これにより、マレーシアを含むAPAC地域全般でのペイメント事業について、一層の拡大を目指します。

背景
NTTデータグループは、中期経営計画の注力分野として「グローバルビジネスの拡大・充実・強化」を掲げ、海外での事業拡大に積極的に取り組んでいます。また、当社のコア事業の一つであるペイメント分野でも、成長が見込まれるAPAC地域を中心に積極的な事業拡大を進めています。
現在、APAC地域におけるECは成長市場であるとともに、EC決済代行事業にとっても魅力的な市場となっています。また、日本国内企業のAPACにおけるクロスボーダー取引高も年々増加しており、今後もAPAC地域でのビジネス展開が加速する事が予測されています。
NTTデータは、今までAPACのペイメント分野において、2011年にベトナムで決済端末を使用した請求書払いサービスの開始注1、2012年にはタイにて金融機関向けカード業務処理ビジネスへ参入注2、そして2014年にはASEANの決済基盤となるAsian Payment Network(APN)に参画注3するなど、APAC各国の状況に合わせた決済ビジネスの展開と、APAC全体を睨んだビジネスの展開をしてきました。
今回、今後さらなる活性化が期待されるマレーシアおよびAPAC市場におけるEC決済ビジネスの足掛かりを築くとともに、CAFIS等で培ってきたペイメント分野のソリューションやノウハウをベースに先進的かつ競争力のある各種決済サービスを提供するために、マレーシアにおいて強固な顧客基盤を持ち、EC向け決済代行事業を強みとするiPay88社を子会社化することとしました。

iPay88社について
iPay88社は、マレーシアで加盟店および金融機関向け決済代行事業を提供する独立系事業者として、マレーシア国内のEC市場において取扱高、顧客数ともにトップシェアを誇り、確固たるポジションを築いています。
加えて、APAC地域の消費者は、クレジットカード、ダイレクトデビット、プリペイドなど多様な決済手段を利用する傾向がありますが、iPay88社は、APAC全域をカバーしているため、加盟店のAPAC地域への事業展開にも貢献します。また、多様な決済代行処理機能の創出、およびスマートデバイスを用いた決済手段の展開など、APAC市場におけるさらなる事業拡大を目指しています。
当社の持つCAFISを中心とした豊富なITソリューションと、iPay88社が有する加盟店および金融機関向けEC決済代行システムを組み合わせることにより、今後さらなる拡大が想定されるマレーシアEC市場、およびAPAC地域におけるペイメント分野でのビジネス拡大に向けた事業シナジーを見込んでいます。


原文はこちら
http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2015/090400.html

17:04 | IT:一般
 

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