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2016/10/25

【freee】国内初、freeeとジャパンネット銀行がクラウド会計ソフトデータを活用した融資審査を開始 最短で当日の審査結果回答、翌営業日の貸出実行を実現し、中小企業の資金繰りを支援

| by:ウェブ管理者
freee 株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:佐々木大輔、以下 freee )は2016年10月25日付で、株式会社ジャパンネット銀行(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:小村充広、以下ジャパンネット銀行)と共同でクラウド上で完結する融資サービスを開始いたします。資料のデジタル化によって中小企業が資金調達に際して行う手続きの簡略化や審査結果待ちの時間短縮を図り、中小企業が本業にフォーカスしながら資金調達機会を最大化できる社会の実現を目指します。銀行をはじめとするあらゆる金融サービス提供主体との連携において、クラウド型会計ソフトのデータを活用した審査開始が実現するのは国内初となります(注1)。

■ 中小企業の過半数が資金調達時の課題としてあげる「手続きの面倒さ」を、「クラウド会計ソフト freee」と金融機関のデータ共有で解決

資金調達は中小企業の成長促進における重要な要素ですが(注2)、2016年度版の「中小企業白書」では「資金繰りのしやすさ」および「金融機関の貸出態度」両方で、中小企業が大企業と比較して厳しい状況におかれている状況が顕著となりました(注3)。

従来融資のために審査を受ける際には紙の決算書や試算表、資金繰表等の提出および銀行窓口への来店が求められるケースが多く、これらにかける時間が事業者の負担となっていました。実際にfreeeのオンライン調査では、法人が資金ニーズを持ちながらも資金調達を検討しない理由の第1位が「面倒な手続きをしたくないから」であるという結果が出ています(複数回答で回答者の58%:注4)。
さらに無事に申し込みを終えた後も審査には多くの場合2~3週間が必要とされ、事業環境の変化による運転資金調達などの急な資金需要に対応することは困難となっていました。

■ 国内初となる、クラウド会計ソフト上のデータを活用した融資審査を開始

このような状況を受け、freeeとジャパンネット銀行は「クラウド会計ソフト freee」上の会計データを事業者が簡単に銀行側へ共有し、審査に必要な情報を提供できるサービスを2016年10月25日より提供開始いたします。

《資金調達を行う中小企業のメリット》

・「クラウド会計ソフト freee」はオンラインバンキングとの自動同期機能や、仕訳等の会計処理を意識せずとも効率的に経理を行い財務諸表を作成する機能を備えています。事業者はインターネットブラウザ上の簡単な操作で審査に必要なデータをジャパンネット銀行に提供し、申し込みにかかる工数を削減することができます。
・従来のローンでは2~3週間を要していた審査結果の受取が、最短で当日となります。

《融資を行う金融機関のメリット》

・融資判断に必要なデータがクラウド上で共有されるため、稟議のために紙の資料をデータ化したり、メールで送付されてきた財務諸表を社内展開する手間を減らして審査プロセスをスムーズに進めることができます。
・クラウド型ソフトウェアの特性を活かし、その事業所の最新の財務状況を把握することができます。リアルタイムデータに基づいて審査を行うことで、より的確に融資判断を行うことができます。

今後もfreeeは、コンセプトとして掲げる「クラウド完結型社会」の実現に向け、スモールビジネスに携わる全ての方のためのクラウドビジネスプラットフォーム形成を進めてまいります。


原文はこちら
https://corp.freee.co.jp/news/jnbbusinessloan-1015-5544.html

17:04 | IT:一般
 

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