【東京金融取引所】平成25年度 業務計画
http://www.tfx.co.jp/about_tfx/pdf/pressreleases1304.pdf
1.事業環境
(1)平成24年度
①短期金利市場においては、「物価安定の目標」の導入など、日銀による金融緩和政策が継続強化され、金利先物等取引の取引数量は低迷した。
②為替証拠金市場においては、平成24年1月からの店頭取引への申告分離課税適用、スプレッド競争の激化、長引く円高環境等により、くりっく365の年間取引数量は大きく減少した。
ただし、年後半には、新政権発足に伴う成長に向けた経済政策への期待から円安が進行し、取引数量は増加した。
③株価指数証拠金市場においては、年後半の株式市況の回復を背景に、取引数量は大幅に増加した。
(2)平成25年度
①金利先物等取引については、超低金利環境の継続により、取引数量は引き続き極めて低い水準で推移すると見込まれる。
②くりっく365については、平成24年度前半の市場環境からは好転しているが、今後の経済政策に基づく為替水準及びボラティリティの動向並びに店頭取引との競争等を勘案すると、年度後半の取引数量が維持できるかは不透明である。
③株365については、株式市況の回復により、取引数量の増加が見込まれる。
2.基本方針
(1)引き続き低迷する金利先物等取引事業の赤字をカバーするため、証拠金取引事業において、取引数量拡大のための総合的施策を強力に推進して、全体としての黒字を確保する。
(2)金利及び証拠金の取引システムの期中更改をスムーズに行い、市場運営の信頼性を保持する。
詳細
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