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2019/02/04

【日本政策金融公庫】ゆるやかな起業家は、仕事のやりがい・私生活ともに満足度が高い~「2018年度起業と起業意識に関する調査(特別調査)」アンケート結果の概要~

| by:ウェブ管理者
日本政策金融公庫(略称:日本公庫)総合研究所は、多様化する起業のかたちの一つとして、「ゆるやかな起業 」について調査しました(※)。主な調査結果と調査の要領は次のとおりです。
(※)仕事の収入の多い少ないにこだわらず、かつ仕事の目的として「自分の好きなことを自分でやること」を重視する開業者を「ゆるやかな起業家」と呼び、その他の起業家および勤務者(パート・アルバイトを含む)と比較・分析した。

<主な調査結果>

1 ゆるやかな起業家は、女性やシニアの割合が高く、事業以外に収入源をもつ人が多い(本文 3~4、6 ページ)

女性や 60 歳代の割合がその他の起業家に比べて高い。平均月商は、「20 万円未満 」が半数以上で、世帯収入に占める割合も相対的に低い。

2 ゆるやかな起業家のワークライフバランスは、起業前と比べて改善(本文 8、15 ページ)

1 週間当たりの労働時間は「30 時間未満 」が 57.7%で、起業前と比べて「減少した」人がその他の起業家に比べて多い。主な事業所を自宅にしている割合も高い。休暇や家族との過ごし方に関する満足度も、その他の起業家や勤務者に比べて大幅に高くなっている。

3 ゆるやかな起業家のパフォーマンスは低いが、仕事のやりがいに関する満足度は高い(本文 10、15 ページ)

売上高や採算状況は相対的に悪いが、仕事のやりがいについては大半が満足しており、その割合はその他の起業家や勤務者を大きく上回る。

4 安定した売り上げの確保やけがや病気になった場合の対応が課題(本文 11、13 ページ)

ゆるやかな起業家の大半が、事業を「自分で続けられる限りは続けたい」と考えている。一方で、事業継続のうえでの問題として、安定売上の確保やけがや病気の際の対応を挙げる人が多い。


原文はこちら
https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/topics_190204.pdf

15:03 | 金融:銀行
 

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