◆ 2015年度の国内eラーニング市場規模は前年度比95.9%の1,596億5,000万円と縮小の見込、2016年度は拡大を予測 2015年度の国内eラーニング市場規模は、前年度比95.9%の1,596億5,000万円と縮小を見込む。法人向けのB to B市場は堅調に拡大したが、個人向けのB to C市場の縮小を補えず、市場全体としては縮小となった。2016年度はB to B市場の堅調推移と共に、B to C市場は主要通信教育事業者のサービス拡充が市場に貢献すると見られることから、市場全体の拡大を予測する。
◆ B to B市場は堅調推移、ここ数年大きく市場拡大を続けてきたB to C市場が縮小 B to B市場はeラーニングの利便性向上などを背景に顧客企業の利用が活発化し、2015年度の市場規模は前年度比102.0%の586億5,000万円と堅調推移の見込みである。一方、B to C市場は伸長したサービスも見られたものの、大手通信教育事業者における限定的なサービス展開状況が影響し、2015年度の市場規模は前年度比92.7%の1,010億円と縮小を見込む。