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2013/11/27

【野村総研】2018年度までのIT主要市場の規模とトレンドを展望~スマートフォン関連市場、ウェアラブル端末市場、M2M市場が成長領域~

| by:ウェブ管理者
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:嶋本 正、以下「NRI」)は、このほど2018年度までの国内を中心とするICT(情報通信技術)主要4市場について、動向分析と規模の予測を行いました。

ICT市場は、多くの分野で成熟期を迎える一方で、スマートフォンやタブレット端末に代表される新世代ハードウェアの普及、それに伴うコンテンツ配信市場やソーシャルメディアの成長と一部既存市場の衰退、ウェアラブル端末やM2Mによる新たな市場の形成など、構造変化が起きています。技術の進化や新たな端末の登場・普及により、生活者のライフスタイルには、さまざまな場面で変化がもたらされています。一方、企業は各市場分野において、どのような変化が起きているかを見極めた上で、適切かつ迅速に対応することが必要とされています。

以下は、「デバイス市場」6分野、「ネットワーク市場」5分野、「プラットフォーム市場」4分野、「コンテンツ配信市場」5分野についての主要なトレンドと、予測結果です。


市場別の特徴的な変化やトレンド

【デバイス市場】
デジタルカメラや車載情報端末などのさまざまな専用端末は、スマートフォン・タブレット端末への集約が進む。その一方で、メガネ型や腕時計型など、身に着ける端末(ウェアラブル端末)の登場によって、新たな市場が創出される。

【ネットワーク市場】
狭義のネットワーク市場の規模縮小が続く中、通信事業者は、海外やM2M(マシン・トゥ・マシン)などの新領域への展開による新たな市場の開拓を迫られる。

【プラットフォーム市場】
リアルとネットの融合が進み、生活者の消費行動もそれらがより組み合わさった複合的なものになるため、企業も対応を求められる。
クラウドサービスの普及により、個人がEC(電子商取引)ビジネスに参入することで、新たな市場が開ける可能性が出てくる。

【コンテンツ配信市場】
スマートフォン・タブレット端末によってグローバル企業が台頭しており、国内企業は、端末・プラットフォームの選択やサービスの差別化によって、経営が左右される。
注)各市場の定義は【ご参考】をご覧ください。
今回の市場分析や予測の詳細は、単行本「ITナビゲーター2014年版」として、東洋経済新報社より、11月29日に発売されます。


国内のICT市場規模予測(一部世界市場を含む)


原文はこちら
http://www.nri.com/ja-JP/jp/news/2013/131127.aspx

15:00 | IT:一般
 

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