AWSとIBM Open Data for Industriesを連携し、包括的なOSDUデータ・ソリューションを提供
[アブダビ アラブ首長国連邦 - 2021年11月15日(現地時間)発]
IBMとAmazon.com,Inc.の関連会社 Amazon Web Services,Inc.(AWS)は、本日、アブダビ国際石油展示会・会議(ADIPEC)において、IBM Open Data for Industries for IBM Cloud Pak for DataとAWSクラウドの利点を組み合わせ、エネルギー業界のお客様向けにサービスを提供していくと発表しました。この包括的なソリューションはAWSクラウド上のRed Hat OpenShiftで稼働し、お客様がAWSクラウドとオンプレミスでワークロードを実行するための機能を簡素化します。また、両社は、OSDUアプリケーションの実行場所の柔軟性や選択肢を拡張できるよう、将来的な機能の共同開発を行う予定です。
このIBMとAWSの協業は、業界内のデータ障壁の打破を加速させることを目的としています。IBM Open Data for Industriesは、OSDUデータ基盤を用いた石油・ガス・エネルギー業界向けのオープンソース・ソリューションです。IBM Open Data for Industriesは、データ管理が容易になるようIBM Cloud Pak for Dataと完全に統合し、企業がアプリケーションを普遍的に実行・運用できるように設計されたKubernetesプラットフォームおよびオープン・アーキテクチャーであるRed Hat OpenShift上で稼働します。今回の協業により、お客様は、データ・レジデンシー要件に対応しながら、OSDUデータ・プラットフォーム・アプリケーションをAWSクラウドまたはオンプレミスで実行できる柔軟性を確保することができます。AWSクラウド・サービスの広範なクラウド・インフラストラクチャーと組み合わせることで、このデータ・プラットフォームは、エネルギー企業がデータの活用によって洞察を引き出し、運用を合理化し、持続可能なエネルギーを生成できるように移行するために必要なコスト、時間、リソースの削減を支援します。