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2013/05/27

【マネックス証券】【調査】投資家の関心は日本の金利と米国金融政策

| by:ウェブ管理者

【マネックス証券】【調査】投資家の関心は日本の金利動向と米国の金融政策
http://www.monex.co.jp/pdf/survey/survey_201305.pdf


個人投資家の皆様の相場環境に対する意識調査のため、2013 年5 月17 日~5 月20 日にマネックス証券に口座をお持ちのお客様向けにアンケートを実施しました。ご回答くださった皆様には、ご協力に感謝いたします。誠にありがとうございます。今、個人投資家の皆様が、相場をどのようにとらえているのか、調査結果をまとめました。


■調査結果の要約


(1)米国株DI(※)、中国株DI が大幅上昇(グラフ1)
【日本株 DI】(2013 年4 月) 69 → (2013 年5 月) 67(-2)
【米国株 DI】(2013 年4 月) 40 → (2013 年5 月) 65(+25)
【中国株 DI】(2013 年4 月) -46 → (2013 年5 月) -27(+19)


4 月から5 月にかけ、日経平均株価が上昇している中、日本株DI は小幅な減少にとどまった。
一方、米ダウ平均が高値を更新し投資家心理の改善を反映し、米国株DI は25 ポイントと大幅に上昇。また、中国株DI も約20 ポイントの大幅な上昇となった。
(※)「上昇すると思う」と回答した割合(%)から「下落すると思う」と回答した割合(%)を引いたポイント


(2)業種別魅力度ランキングは「自動車」が堅調(グラフ3)
個人投資家が「魅力的であると思う業種」ランキングでは、「自動車」が2 ヶ月連続の首位となった。「機械」は前回調査(2013 年4 月実施)まで3 ヶ月連続で順位を下げたが、円安を追い風に9 位から7 位へと順位を上げた。一方、順位を下げた業種は「銀行」(4 位→6 位)、「通信」(7 位→8 位)、「小売」(8 位→9 位)。


(3)今後3 ヶ月程度の米ドル/円相場の見通しは、ほぼ変化なし(グラフ4)今後3 ヶ月程度の米ドル/円相場の見通しは2012 年11 月時の調査からほぼ変化がなく、7ヶ月連続で円安を見込む向きが圧倒的多数を占めている。


(4)個人投資家が注目するトピックは、米国の金融政策と日本の金利動向への注目度が急上昇(グラフ6)
個人投資家が注目するトピックについて、「日本の企業業績」が前回調査から引続き高い関心を集めた。これに加えて、直近のFRB の出口戦略をめぐる議論や、今月に入り日本の名目金利が上昇していることを受け、「米国の金融政策」、「日本の金利動向」への注目度が急上昇となった。


(5)米ヘッジファンド サード・ポイントの株主提案については見解が分かれる(グラフ7)今回の調査では、米国の投資運用会社Third Point Offshore Investors Limited(以下「サード・ポイント」)が2013 年5 月14 日に発表したソニーの映画・音楽事業分離提案の評価について問う設問を追加した。サード・ポイントの株主提案については、評価する・評価しないと答えた
MONEX Retail Investor Survey
人数がほぼ同数となり、日本の個人投資家の見方は分かれた。


(6)新たな投資対象として、シェールガスについて(グラフ8)
サード・ポイントの株主提案と共に、新たな投資対象としてシェールガスに興味があるか否かをたずねました。「興味がある」との回答が約6 割となり、多くの個人投資家がシェールガスを新たな投資対象先として注目していることがわかった。


18:15 | お知らせ
 

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