(2011年3月25日)
プライス・スキャンレンジの変更に伴う必要証拠金への影響について
大阪証券取引所において3月28日(月)取引分より、プライス・スキャンレンジが270,000円から990,000円、ボラティリティ・スキャンレンジが4.3%から30.0%へと引き上げられることに伴い、当社における必要証拠金を3月28日(月)取引分より変更いたします。
必要証拠金はSPANによって計算されますが、ボラティリティ・スキャンレンジの大幅引き上げの影響で、特にオプションを保有のお客様は必要証拠金の額が大きくなる場合がありますので、建玉をお持ちのお客様におかれましては、これまで以上に追加証拠金(追証)の発生にご注意いただき、証拠金のご入金やポジションの整理を含めて、ご対応いただきますようお願い申しあげます。
例)日経225 2011年4月限10250円コールオプション売り5枚 のみを保有する場合
プライス・スキャンレンジが270,000円の場合は予想最大損益額が37,850 円に対し、プライス・スキャンレンジが990,000円の場合は予想最大損益額が325,950円となり、予想最大損益額が8.6倍と大きく変化しています。
今回のプライス・スキャンレンジの変更割合は3.7倍であるため、予想最大損益額の変化割合がプライス・スキャンレンジの変更割合よりも大きいものとなっています。
※ SPANの計算方法については、 大証SPAN 証拠金計算方法等について を参照願います。
http://www.ose.or.jp/f/general_cms_pages/500/wysiwyg/sp_punf2.pdf
■日経225 2011年4月限10250円コールオプション 売り5枚 の予想損益額
※下記のリスクアレイ値は、大阪証券取引所における、3月22日(火)の日中場終了時の清算数値等の情報及び3月28日(月)より適用となるSPANパラメーターを用いて算出しております。