Morning Pitchは、毎週木曜AM7時から開催しているベンチャー企業と大企業の事業提携を生み出すことを目的としたピッチイベントで、毎週5社のベンチャー企業が、大企業・ベンチャーキャピタル・メディア等のオーディエンス約100名に対しピッチを実施。今回の企画は物流、化学、通信・SI、不動産、印刷などほぼすべての領域の大企業アセットが活用できるプログラムで、ベンチャー企業と大企業の個別協業だけではなく、複数社の組み合わせも可能というものだ。
続いて、大平 貴久氏(トーマツ ベンチャーサポート プラットフォーム事業部 事業部長 Fintechチームリーダー)がプログラムの概要、スケジュール、および当日の説明会の進行についての説明を行った。今後のスケジュールとしてはこの日を含めた説明会を8月に2度開催、応募締め切りは9月7日(金)、審査やアクセラレーションを経て2019年2月下旬を最終報告会としている。
ベンチャー企業と協業を希望する大企業側のピッチがスタート。各企業の代表者が10分のピッチと8分間の質疑応答という限られた時間の中で、自社の特徴や協業についてプレゼンした。
1社目は、セイノーホールディングス (同社のアセットなど詳細はこちらへ)
テーマ:Open doors, Find Wows!
サブテーマ:物流じゃない物流の創造、省人化・無人化・効率化、ゼロイチ価値創造
2社目は、ソニーネットワークコミュニケーションズ (同社のアセットなど詳細はこちらへ)
テーマ:人に近づく:新たなユーザー体験(UX)の創出
サブテーマ:解析技術を活かした新たな体験提案、モノをつなげてサービス価値を向上、業務ソリューションにもワクワクを
テーマ:人、街、暮らしを元気にする 次世代ソリューションとプロダクト
サブテーマ:マンションに住まう35万世帯のお客様に向けた新しいサービス、価値の共創、建物の維持保全・管理業務に関する新しい発想、手法など
4社目は、凸版印刷 (同社のアセットなど詳細はこちらへ)
テーマ:最新のテクノロジーとアイデアで日常生活に寄り添うサービスの創出
サブテーマ:日常生活に役立つ配信コンテンツ・表現を拡張したサービス、ターゲットを、主婦基点で家族やママ友に拡大するサービスなど
テーマ:化学素材とその情報を活用し、 社会課題(SDGs)を解決するイノベーション
サブテーマ:クリーンエネルギーの拡大や環境負荷を低減する新材料/新ソリューションビジネスなど
全てのプレゼンが終わり、今後に向けての意気込みを表現しつつ参加者全員で集合写真を撮影。その後、懇親会が行われて閉会まで歓談の時間を過ごした。
事業のステージは問わず、1社で2つ以上のアイデアの応募、他社から出資を受けていても応募が可能な「5社一体型 アクセラレーションプログラム」が、どのような革新的なサービスとの協業を生み出すのか、最終報告会の結果が今から期待される。