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2020/10/09

【みずほ銀行】株式会社日立製作所との「Mizuho Eco Finance」の契約締結について

| by:ウェブ管理者
株式会社みずほ銀行(頭取:藤原 弘治、以下「みずほ銀行」)は、本日、株式会社日立製作所 (執行役社長兼CEO:東原 敏昭、以下「日立製作所」)が本年7月に買収したABB Ltdのパワーグリッド事業における買収資金のリファイナンスを組成するため、シンジケーション方式による「Mizuho Eco Finance」(※)の契約を締結しました。

〈みずほ〉は、お客さまとの積極的な対話(エンゲージメント)を通じて課題やニーズを深く理解し、お客さまのSDGs・ESGへの取り組みやイノベーションをサポートするため、多様なソリューションの提供に積極的に取り組んでいます。

「Mizuho Eco Finance」は、脱炭素社会への移行に向けて、お客さまとともに取り組みを促進していくことを目的に、グローバルに信頼性の高い環境認定や評価等を組み入れた、みずほ情報総研株式会社が開発した環境評価モデルを用いて、お客さまの取り組みや指数をスコアリングし、一定のスコア以上を満たしたお客さまに対し融資を行う環境評価融資商品です。
みずほ銀行は、本件を含めこれまでに11件、4,940億円の「Mizuho Eco Finance」を組成しました。

脱炭素社会への移行に向けて気候変動への対応の重要性が高まる中、「Mizuho Eco Finance」をシンジケーション方式で組成することで、当該買収を通じて社会全体でより効率的なエネルギーの活用を進める日立製作所の気候変動への取り組みに賛同する参加金融機関とともに、ファイナンス面から支援します。
〈みずほ〉は、日立製作所が 2018 年 6 月に TCFD に賛同していること、サプライチェーン全体での CO2 排出量を開示していること、環境長期目標「日立環境イノベーション 2050」で脱炭素社会をめざす目標を策定していることなど、すべての環境評価モデルを高い水準で満たしていることを評価します。

また、日立製作所のエネルギー事業は、SDGs の目標 7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」の達成や Society 5.0 で掲げられる「人間中心の社会」の実現を支える社会インフラの構築を担う事業として、日立製作所の社会イノベーション事業の中核を担っています。
当該買収で取得したグローバルトップのグリッドソリューションと日立製作所の先進的なデジタル技術を融合させることで、顧客やパートナーとともに、“Powering Good forSustainable Energy”を目指して革新的なエネルギーソリューションを協創し、持続可能な社会の実現に貢献していく取り組みも評価します。

〈みずほ〉は、総合金融グループとしての知見を活かし、サステナブルファイナンス・環境ファイナンス等による資金調達支援をはじめ、脱炭素化に向けた事業の強化・転換に資する助言やソリューション提供に積極的に取り組んでいきます。


原文はこちら
https://www.mizuhobank.co.jp/release/pdf/20201009release_jp.pdf

15:02 | 金融:銀行
 

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