2019年6月25日(火)、eumo(ユーモ)は、東京・有楽町のFiNC Technologiesにおいて、「共感資本社会の実現」のための新サービス発表会(第2回eumo world)を開催した。
社名の語源でもある持続的幸福(eudaimonia)を追求するための共感資本社会の実現を経営理念に掲げる同社は、人間や社会の真の価値の可視化を通じて、教育事業、投資事業、プラットフォーム事業を展開している。
開催の挨拶は、新井 和宏氏(eumo 代表取締役)が登壇。共感という見えない、貨幣換算できない価値を育み、それを基礎(資本)として活動していける社会が共感資本社会。新井氏は挨拶で、その理念や想いを来場者に紹介した。
投資事業における共感投資先として、今治でオーガニック100%のタオルを製造するイケウチオーガニック、社会課題をICTと先端技術の力で解決するウェルモが登壇して挨拶。また、日下 智晴氏(金融庁 監督局銀行第二課 地域金融生産性向上支援室長 )よりお祝いの言葉が述べられた。
同社の事業であるプラットフォーム事業(オープンイノベーションプラットフォームecow (エコウ)について)の紹介には⽔野 貴之氏(⼀般社団法⼈ユーダイモニア研究所 代表理事、eumo取締役)、⼈財教育事業(eumo Academy)には、岩波 直樹氏(ワークハピネス co-founder、eumo Academyディレクター)が登壇。
地域と都会を共感でつなぐ共感コミュニティ電子地域通貨「eumo」について、新井氏が概要を説明後、eumoの電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を提供する川田 修平氏(フィノバレー 代表取締役社長)、eumoの加盟店(予定)の高橋 博之氏(ポケットマルシェ 代表取締役)、阿部 晋也氏(丸吉日新堂印刷 代表取締役)が順に挨拶をした。
最後に役員紹介と挨拶、フォトセッションの時間が設けられ、終了後は懇親会も行われて終了まで和やかな歓談が続いた。
共感通貨eumoはお金の定義が変わる時代において、使える場所や期限などを限定し、個々が生み出した共感を可視化する事で、等価交換を超える非等価交換経済圏を創造するとしており、その通貨システム構想は人もの情報に関して、これまで認知されてきた「交換価値」ではなく、「使用価値≒共感価値」定量化し、人々の幸福度を向上させる非等価交換社会の創造を目指している。また2019年9月から実証実験を開始し、参加者を2千名募集しているので詳しくはこちらをご参照いただきたい。
(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )