DBJは、昭和45年前後の公害対策を皮切りに、これまで40年以上にわたり、環境対策事業に対して3兆円以上の投融資実績を有しています。平成16年度には、それまで培ってきた知見をもとに、「DBJ環境格付」融資の運用を開始しました。また、平成23年度には、「DBJ Green Building認証」制度の運用を開始し、環境や社会に配慮した取り組みを金融面からサポートしています。 (平成28年9月末時点のDBJ環境格付融資累積融資額は1兆477億円、DBJ Green Building認証物件数は351件)。
本起債は、SRI投資家による継続的な投資ニーズに応えることを企図し、第2回DBJサステイナビリティボンドを発行するものです。調達された資金は、DBJ Green Building認証で高い評価を受けた建物やDBJ環境格付融資を受けた企業への融資に充当されます。なお、プロジェクト選定や資金管理等の体制については、外部認証機関であるSustainalytics PTE LTDよりオピニオンを取得しています。詳細はDBJ社会的責任投資債(SRI債)のページをご覧ください。
本起債では、AP2 (Second Swedish National Pension Fund)や富国生命保険相互会社、明治安田生命保険相互会社等の国内・海外のSRI投資家へ販売しました。投資家属性別販売構成は、保険・年金29%、アセットマネジャー25%、中央銀行・公的機関25%、銀行20%、その他1%となりました。また地域別販売構成は、欧阿中東37%、アジア・太平洋50%、米州(米国オフショア含む)13%となりました。