【背景と概要】 日本国内のEC市場は、2014年時点で12.8兆円(前年比14.6%増)(※1)規模にまで拡大しています。これに伴いインターネット上でのクレジットカード決済の利用も急速に増加しており、現在ではECサイトでの支払い方法の50%以上をクレジットカード決済が占めると言われています(※2)。 また、直営ECサイト(※3)を利用するユーザーの約50%が、利用サイトを決定する際に商品の充実やサイトのユーザビリティに加えて「セキュリティ対策」を重視しているという調査結果(※4)もあることから、EC事業者にはより安心・安全な決済環境も求められています。 このような背景のもとGMO-PGでは、より多くの加盟店が安心・安全にクレジットカード決済サービスをご利用できるよう、クレジットカードの不正利用や情報漏えいなど、クレジットカード決済に関連するセキュリティ対策の拡充を図っています。 GMO-PGはその一環として、スクデットが日本販売を行う、不正なクレジットカード決済を事前に検知するACI社の「ACI ReD Shield」を導入し、「PGマルチペイメントサービス」において「不正防止サービス(ReD)」を提供することといたしました。一般申込受付は2016年1月より開始する予定です。
【「不正防止サービス(ReD)」について】 GMO-PGが提供する「不正防止サービス(ReD)」は、EC決済における最新のリスクマネジメントシステム「ACI ReD Shield」による、クレジットカード決済における第三者の不正利用を事前に検知するサービスです。EC事業者が事前に不正検知ルールを設定することで、不正の可能性が高い取引を即時に判別し、取引すべきか否かの審査結果を返答するサービスのため、EC事業者は、商品を購入する消費者に負担をかけることなく、決済プロセス前に不正な取引を防ぐことが可能となります。 また「不正防止サービス(ReD)」はGMO-PGの「PGマルチペイメントサービス」に実装して提供されるため、「PGマルチペイメントサービス」をご利用の加盟店は、APIを接続していただくのみで「ACI ReD Shield」の導入が可能となります。(※5) 本日より「不正防止サービス(ReD)」を先行導入するクラウドプラットフォーム「ConoHa byGMO」では、クレジットカードによるサーバー料金支払い時において、不正利用を事前に検知いたします。 今後もGMO-PGは、クレジットカード決済時はもちろんのこと、決済前から決済後まで、あらゆる段階のセキュリティ対策を強化し、安心・安全な決済環境の整備に努めてまいります。