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2019/07/01

【SAS Institute Japan】Citi Global Trade社、NextGenプロジェクトでコンプライアンスのデジタル化にAIを利用

| by:ウェブ管理者
Citi社は、高度なリスク分析スコアリング・エンジンの開発に人工知能(AI)を利用することを目的としたEY社およびSASとのイニシアティブ、NextGenプロジェクトについて発表しました。NextGenは、大量のグローバル売買取引の確認に要する時間と手間を合理化しながら、規制コンプライアンスを確保するために始められたプロジェクトです。

Citi Treasury and Trade Solutions社の売買取引担当グローバル責任者であるジョン・アハーン(John Ahearn)氏は、次のように述べています。「世界全体で業務のデジタル化を推進する戦略を進めるために、イノベーションを利用します。1年間に処理する取引の数は900万件に達するため、NextGenプロセスはデジタル化、自動化、アドバンスド・アナリティクスの利用拡大によってバックオフィスからフロントへのプロセスの最適化に貢献してくれます。」

Citi Treasury and Trade Solutions社の売買取引サービス担当グローバル責任者であるヴァレリア・シーカ(Valeria Sica)氏は、次のように述べています。「このリアルタイム・ソリューションを利用することで、コンプライアンスに潜在的な懸念がある取引を、より効率的に事前に検出できます。このソリューションは現在と過去の取引に関する多数のデータ・ポイントの管理と比較を支援し、それを通じて、グローバル売買取引を確認する意思決定者に一層のコンテキストと有用データを提供できます。このプロセスは、業界全体でこれまでずっと手動で行われてきました。」

Citi Global Trade社は、プラットフォームとプロセスのデジタル化を継続し、利用できる最新のイノベーションの最適化を図ります。この戦略の一環として、Citi社は売買取引に関連する書類を年に2,500万ページ以上OCR(光学文字認識)でデジタル化しています。NextGenは、AIテクノロジーを使って手動プロセスを自動化することでこの伝統を引き継ぎます。

金融サービス分野のビジネス、リスク、テクノロジーコンサルティングに関するEY社の豊富な実績とSASの先進的なアドバンスド・アナリティクス・プラットフォームを組み合わせることで、Citi社は新しいサービスを利用して売買取引コンプライアンス・プロセスをさらにデジタル化できます。このプロジェクトは、時間を要する手動プロセスを排除し、リスク・アクティビティと洞察の合理化されたビューを提供する上で役立ちます。


原文はこちら
http://u0u0.net/FvrU

15:22 | IT:一般
 

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