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2020/02/04

【三井住友信託銀行】相続サービス迅速化によるお客さまサービス向上のための金融業界横断での協働実証実験実施について

| by:ウェブ管理者
三井住友信託銀行株式会社(取締役社長:橋本 勝、以下「当社」)は、お客さまに新たな付加価値をご提供できる、信託ビジネスのプラットフォーム構築をめざして様々な検討をおこなっています。
今般、その一環として、お客さまからのご要望も多い相続発生後の名義変更等の手続き短縮化のため、金融業界横断※1 で、デジタル技術(ブロックチェーン)を活用した協働実証実験(以下「本実験」)を実施することといたしましたので、お知らせします。

1.背景
高齢化の進展に伴い、数百万世帯で相続が発生する「大相続時代」を迎えようとしている今、約 1,000 兆円の資産で相続手続きが発生するといわれています。
相続発生後、個人が金融機関にお預けされていた預金や有価証券については、名義変更や換金手続き(以下「相続手続き」)が必要になりますが、戸籍謄本や印鑑証明書をはじめ、多数の書類が必要なため、お客さま・金融機関双方の手続き負担が大きく、数か月かかるケースも散見されます。

当社では、人生 100 年時代の到来に伴い、社会的課題となるお客さまの相続手続きの負担軽減と迅速化による円滑な資産移転を実現するため、2019 年 8 月以降、すべてのお客さまに安心・安全かつ迅速な相続手続きが可能な本邦初の「相続プラットフォーム」(以下、「本プラットフォーム」)構築に向け、社内で実証実験を実施してきました。社内実証実験では、透明性の高い書類管理のためのブロックチェーンの有効性と、デジタル化による手続き時間短縮が確認できたことから、今般本プラットフォームの実現に向け、主旨にご賛同頂いた金融機関各社と、協働して実証実験を行うことになりました。

2.本実験の目的・概要
本実験では、相続手続きのうち、遺言執行手続き、残高証明発行、確認等について、ブロックチェーンを活用して、参加金融機関が必要書類のデジタル化・共有化による一連の業務を実施することで、手続き期間の短縮化を検証します。


原文はこちら
https://www.smtb.jp/corporate/release/pdf/200204.pdf

16:05 | 金融:銀行
 

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