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2014/10/23

【日本IBM】ビッグデータの高度分析を支援する新製品を提供開始

| by:ウェブ管理者
「PureData System for Analytics N3001」の提供により、予測分析などの高度分析に加え、セキュリティーやコンプライアンスへの対応強化と手軽に始めるスモールスタートを推進

日本IBM(社長:マーティン・イェッター)は、IBMのビッグデータ処理に特化した統合プラットフォーム「IBM PureData System」への新しいラインアップの追加と機能強化を発表します。Netezzaテクノロジーを実装したハイ・パフォーマンス・アナリティクス基盤の新しいラインアップ「IBM PureData System for Analytics N3001」の提供を新たに開始します。当製品は本日よりIBMおよびIBMパートナー経由で販売と出荷を開始します。

IBMは毎年、世界15か国約1500名の企業の意思決定者を対象に、ビッグデータとアナリティクス、クラウド、モバイル、ソーシャル分野のシステム導入などの動向調査*1を継続しています。2014年の調査結果では、2012年当時の調査で「ビッグデータとアナリティクス分野のシステム導入を未計画、もしくは、2年以内の導入を検討する」と回答した企業が、全体の3割に対して、2013年の調査では1割まで減少しました。一方、2012年の調査で、「テスト導入、一部導入、もしくは本格的に導入している」と回答した企業の割合が全体の7割に対して、2013年の調査では9割まで増加しました。この調査結果が示すように、企業はビッグデータとアナリティクス関連のシステム導入に向かっており、今後の積極的な導入が予測されます。

IBMは、このようにビッグデータとアナリティクス関連のシステム導入が加速する市場への対応と、先進的な企業による高度な分析を支援するため、ハードウェアやソフトウェアのコンポーネントが設計段階から統合され、システムの構築や運用に必要な知見を「パターン」として定義し自動的に最適な資源を構築することができるプラットフォームの「IBM PureSystems」ファミリーを提供しています。

本日発表する「IBM PureData System for Analytics N3001」は、「IBM PureSystems」ファミリーのなかでも、ビッグデータの処理に特化して最適化された垂直統合型システム「IBM PureData System」の最新版となります。

「IBM PureData System for Analytics N3001」は、非対称型超並列アーキテクチャーを基盤に採用したNetezzaテクノロジーにより、容易な導入・運用、データベースの高速処理、総所有コスト(TCO)の低減を支援するアプライアンスです。また、高度化する分析ニーズに応えるため、搭載するCPUの能力強化、データ・セキュリティーの向上、広範な製品ラインアップの追加が特長になります。

【高度化する分析ニーズに応えるため搭載CPUの能力強化】

統計解析ツールの併用による予測分析、モバイルやソーシャルデータ分析等の分析の高度化に対応するため、搭載CPU能力を強化し、データ処理をデータベース上で行うIn-Database分析処理能力の向上を図りました。

【データ・セキュリティーの向上】

ビッグデータ展開において懸念されるデータ・セキュリティーの問題に対処するためアプライアンスに搭載される全データ・ディスクに自動暗号化機能を追加し、データの安全性の向上を図りました。

【広範な製品ラインアップの追加】

より柔軟な導入・展開を促進するため、新たにより小規模な導入が可能なエントリモデル(N3001-001)と大規模マルチラックモデル(N3001-080)を追加しました。


原文はこちら
http://www-06.ibm.com/jp/press/2014/10/2302.html

17:02 | IT:一般
 

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