IBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長、社長兼CEO:バージニア・M・ロメッティ、NYSE:IBM)は本日、今後5年間で人々の働き方、生活、関わり方を変える可能性を持った一連のイノベーションを発表しました。今年で8回目となるIBM 5 in 5は、次の通りです。 クラスルームが生徒について学ぶ 地元での買い物がオンラインに勝る 健康維持にDNAを活用する デジタルの番人がオンライン・ユーザーを保護する 都市が市民の生活を支援する
今年のIBM 5 in 5では、コグニティブ・システムの新時代の到来によって機械が学習し、判断し、より自然かつパーソナライズされた方法で人々と関与することで、あらゆるものが学習するようになるという見解を検証します。こうしたイノベーションは、消費者、市民、生徒、患者のプライバシーやセキュリティーに適切に配慮しつつ、クラウド・コンピューティング、ビッグデータ・アナリティクス、学習テクノロジーのすべてを活用し、実現に向かいつつあります。
IBMの研究員は、すでにクラスルームでの取り組みを始めています。米国で14番目の規模を誇る学区のGwinnett County Public School(グィネット郡公立学校)で初の試みとして行われている研究プロジェクトにおいて、IBMはビッグデータ・アナリティクスとラーニング・テクノロジーを長期的な生徒の記録の人口分析に活用します。このプロジェクトの目的は、学習傾向の類似性を見いだし、成績と学習上のニーズを予測し、具体的な内容と効果的な指導方法を調整し、同学区の17万人の生徒一人ひとりの成績を改善し、最終的には同学区における卒業率を向上させることにあります。