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2015/10/27

【日本IBM】住信SBIネット銀行、IBM製品導入で個客マーケティングを強化

| by:ウェブ管理者
日本IBMは、住信SBIネット銀行株式会社(以下住信SBIネット銀行)の新たなマーケティング基盤として、個々の顧客にパーソナライズした情報を提供する「IBM Campaign(キャンペーン)」が採用され、本年4月より稼働を開始したことを発表します。日本IBMは、「IBM Campaign」を活用する新マーケティング基盤の構築を支援しました。

インターネット専業の銀行として2007年9月に開業した住信SBIネット銀行は、「銀行からの視点」ではなく「お客様からの視点」でサービスを提供することを理念に掲げており、SBIハイブリッド預金や低金利住宅ローンなど、独自の金融サービスの提供により成長を続けています。

住信SBIネット銀行は、顧客満足度のさらなる向上を目指して、個客に応じた最適な金融商品の提案を最適なタイミングで実施するため、「IBM Campaign」、「IBM SPSS Modeler」と「IBM Cognos Business Intelligence」を採用しました。同社は顧客のニーズや取引状況に合わせたマーケティング・キャンペーンの設計、適切な金融商品の提案、キャンペーン効果の評価など、一連の個客マーケティングの実施が可能になりました。本システムの導入にあたっては、日本IBMの「グローバル・ビジネス・サービス」が国内外の金融業界に対する取り組みで培った実績をもとに技術支援を行い、デジタル・マーケティング・キャンペーンの最適化を実現します。
新システムは、IBM Campaignを中核として、キャンペーン・マネジメント・システムを構築しています。立案したキャンペーンに合わせてIBM DB2上に構築したマーケティング・データベースからキャンペーン対象者を自動抽出し、メール配信システムを介して個客別に配信します。キャンペーンの実施結果は、自動的にデータベースに蓄積されるため、多角的な効果検証が可能であり、その結果に基づいて、より精度の高いキャンペーンの実施が可能になります。また、キャンペーンの立案から実施、評価、検証に至るマーケティング・サイクルをほぼ自動化できます。

住信SBIネット銀行は、今回の新マーケティング基盤の導入により、顧客属性や各種取引状況、ライフイベント等から知見を得て、個客に対するコミュニケーションの管理・最適化と適切なオファー・レコメンデーションを提供するが可能になりました。
日本IBMは、モバイル、ソーシャル・ネットワーク時代において、顧客を企業活動の中心に据え、マーケティング、販売、サービス、購買など商取引(コマース)のすべてにわたって、今日オフラインおよびオンラインの購買行動に大きな影響力を持つ消費者の要望に迅速かつ柔軟に対応することを目指すビジョン「スマーター・コマース」を提唱し、お客様の事業を支援しています。


原文はこちら
http://www-06.ibm.com/jp/press/2015/10/2701.html

18:06 | IT:一般
 

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