(2011/07/29)
有力FX企業15社の月間データランキング-2011年6月-
http://www.yano.co.jp/press/press.php/000815
■調査要綱
矢野経済研究所では、次の調査要綱にてFX（外国為替証拠金取引）店頭取引市場における有力企業15社のアンケート調査を実施した。
1．調査期間：2011年7月
2．調査対象：FX業界大手、有力企業のうち社名又は数値の公表を前提として、協力を得られた15社を対象とした。
一部の企業で、統計数値や社名について非公開のものもあるため、集計対象が15社にならないものもある。
※社名及び数値を非公開とする企業は、集計の際、「その他」としてランキングから除外した。
3．調査方法：当社専門研究員によるe-mailによるアンケート調査
■調査結果サマリー
◆ 2011年6月の預かり残高の第1位は外為どっとコム、第2位はセントラル短資FX
2011年6月末の有力FX企業14社*の預かり残高の合計は、4,309億円で前月比4.85％増となった。
本年8月のレバレッジ規制への備え、及び円高進行による新規投資により、2011年初来最大の預かり残高となった。
◆ 2011年6月の口座数の第1位は外為どっとコム、第2位はGMOクリック証券
2011年6月の口座数は有力FX企業15社*の合計で197万口座（前月比1.33％増）となった。15社合計の月間増加数は前月並みであるが、依然増加基調が続いている。
◆ 2011年6月の取引高の第1位はGMOクリック証券、第2位はDMM.com証券
2011年6月の月間取引高は、有力FX企業13社*の合計で77兆円（百万通貨は1億円として換算）となり、前月比の13.90％減であった。米ドルからユーロへのシフトで、ユーロ／円、ユーロ／ドルの取引が増えているものの、全体では1米ドル76.25円の史上最高値を更新した3月をピークに月間取引高は減少を続けている。
(*注.集計対象は、預かり残高14社、口座数15社、取引高13社、いずれも無回答を除く。)
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