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2019/01/04

【日本証券業協会】会長挨拶「平成31年 新年のご挨拶」を掲載しました

| by:ウェブ管理者
平成 31 年の新年を迎えるに当たり、謹んでお慶び申し上げます。
我が国経済は、長期にわたる持続的かつ安定的な政権運営の下、政府・日本銀行の大胆な金融政策、機動的な財政政策、経済成長のための施策の推進により、雇用・所得環境の改善が続いていますが、一方で海外に目を向けると米中貿易協議、英国の EU 離脱問題など今後も動向を注視していく必要があります。

このような流れの中、我が国経済の本格的な成長路線へ結びつけるために、当協会としましても、政府が掲げる主要施策の具体化・実行に向けて積極的に貢献するとともに、証券投資による資産形成の推進及び活力ある金融資本市場の実現を通じて「持続可能な開発目標(SDGs)」の推進に資するよう、全力で取り組んで参ります。

具体的には、中長期的な資産形成の手段として有用な「つみたて NISA」について、若年層やこれまで証券投資に関心がなかった方々を含む幅広い層を対象とした広報活動を行うとともに、NISA 制度の恒久化・拡充に向けた必要な措置等について関係各方面に働きかけて参ります。

また、国連や政府が推進する「持続可能な開発目標(SDGs)」に関して、SDGsが掲げる社会的な課題に、証券界を挙げて取り組んでまいります。証券界が取り組む SDGs の推進目標として掲げる「貧困・飢餓の根絶と地球環境の保護」、「働き方改革・女性活躍」、「社会的弱者への教育支援」の3つについて、具体的な施策を着実に実行することで、証券業を通じた社会的課題の解決に貢献し、証券業自らも持続的な成長を目指して参ります。

このほか、当協会は、我が国経済を支えるための金融資本市場の確立に貢献するため、引き続き、様々な事案に関し全力を挙げて取り組んでまいる所存であります。
最後に、皆様方の益々のご発展、ご多幸を祈念いたしまして、年頭のご挨拶といたします。


原文はこちら
http://www.jsda.or.jp/katsudou/kaiken/files/H31nentousyokan.pdf

16:15 | 金融:行政・取引所・団体
 

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