金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【金融業界ニュース】 >> 記事詳細

2013/09/10

【日本銀行】金融政策決定会合議事要旨(8月7、8日開催分)

| by:ウェブ管理者
Ⅰ.金融経済情勢等に関する執行部からの報告の概要

1.最近の金融市場調節の運営実績
金融市場調節は、前回会合(7月10、11 日)で決定された方針( 注)に従って、長期国債の買入れ等による資金供給を行った。そのもとで、マネタリーベースは167~ 173 兆円台で推移した。

2.金融・為替市場動向
短期金融市場では、金利は、長めのゾーンを含め、低位で推移している。無担保コールレート(オーバーナイト物) は、0.1%を下回る水準での動きとなっている。GCレポレートは、総じて0.1%程度で推移しているが、幾分弱含む場面もみられている。ターム物金利をみると、短国レートは、いずれのタームも0.1%をやや下回る水準で推移している。長めのターム物の銀行間取引金利は、横ばいとなっている。
長期金利についてみると、米国金融政策を巡る思惑が一服したことなどから米国長期金利が低下した場面では、幾分低下する動きもみられたが、期間を通じてみれば、概ね横ばい圏内の推移となっている。
株価(日経平均株価)は、米国株価の上昇などに下支えされる中、本邦企業の決算内容などを受けて上下に振れる展開となっており、期間を通じてみると、下落している。REIT価格は横ばい圏内の推移となっている。社債流通利回りの対国債スプレッドは、総じてみれば、投資家の底堅い需要を背景に、ごく緩やかながら縮小してきている。為替相場をみると、円の対米ドル相場は、米国金融政策を巡る思惑を受けた影響の一服や本邦株価の動向などを受けて、期間を通じてみると円高ドル安方向の動きとなっており、足もとでは96 円台で推移している。


原文はこちら
http://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/minu_2013/g130808.pdf

18:30 | 金融:行政・取引所・団体
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.