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2023/03/07

【日本政策金融公庫】消費者が希望する生産者等の情報入手方法 20~30代はSNSに期待

| by:ウェブ管理者
< 消費者動向調査(令和5年1月調査)特別調査:農村や農業生産者との関わりについて >

日本政策金融公庫(略称:日本公庫)農林水産事業は、全国 20~70 代の男女 2,000 人
を対象に「消費者動向調査(令和5年1月調査)」を実施し、特別調査として、農村や農
業生産者との関わりについての調査結果を紹介します。
調査結果のポイントは以下のとおりです。

〇農産物の産地に“関心がある”は約7割、生産者に“関心がある”は約5割
普段食べている農産物の産地に「とても関心がある」(22.3%)、「やや関心がある」(49.7%)を合わせた“関心がある”とする回答は 72.0%となった。年代別では、「とても関心がある」の割合は、年代が高くなるほど割合が高い傾向となった。
生産者に“関心がある”とする回答は 47.4%となった。年代別では、「とても関心がある」の割合は、30~40 代、70 代で1割を上回り、他の年代と比べて高い割合となった。

〇農産物について”関心がある”情報 「食味」が最多
農産物に関する情報のうち、「とても関心がある」、「やや関心がある」を合わせた“関心がある”とする回答は、「食味」(78.0%)が最も高く、次いで「保存方法」(72.7%)、「食べ方・調理法」(71.5%)の順となった。

〇今後希望する情報入手方法 20~30 代は「生産者が発信する SNS」が高い傾向
生産者・生産物に関する情報の現在の入手方法は、「店舗・飲食店での表示」(49.4%)が最も高く、次いで「テレビ、新聞、雑誌」(41.6%)、「生産者の商品を提供する店舗(ネットサイトを含む)・飲食店のホームページ」(22.2%)の順となった。
今後希望する入手方法は、「生産者が運営するホームページ」(28.6%)、「製品包装や店頭表示のコードを読み取る」(21.2%)が、現在の入手方法と比較して5ポイント以上高くなった。年代別では、「生産者が発信する SNS」は、20 代で3割、30 代で2割を上回り、他の年代と比べて高い割合となった。

〇今後の農村・農業生産者との関わり 農家民宿等での宿泊がポイント上昇
農村や農業生産者との関わりがある行動・取組みのうち、今後やってみたいこととして、「農家民宿、ファームインでの宿泊」などが「経験有り」の割合を上回った(6.4%、「経験有り」比+3.3 ポイント)。
なお、今後、やってみたいことは、「産地や生産者の直売所で農産物を購入」(39.0%)が最も高く、次いで「観光農園・体験農園での収穫体験」(13.4%)、「農村地域へのふるさと納税」(11.9%)の順となった。


原文はこちら
https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/topics_230307a.pdf

15:07 | 金融:銀行
 

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