(2011/06/30)
「投信ファンドの年金基準評価機能」をMU投資顧問に提供開始
~資産運用会社向けソリューション「T-STAR」の新機能~
http://www.nri.co.jp/news/2011/110630_3.html
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:嶋本 正、以下「NRI」)は、MU投資顧問株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:金上 孝、以下「MU投資顧問」)に対し、「投信ファンドの年金基準評価機能」の提供を6月29日に開始しました。
「投信ファンドの年金基準評価機能」は、資産運用会社向けトータルソリューション「T-STAR」ファミリーの4月に発売した新機能です。投信会社向けバックオフィスソリューション「T-STAR/TX」と、投資顧問向けバックオフィスソリューション「T-STAR/RX」の2つのサービスを連携させ、投信基準による取引や評価を年金基準に補正して基準価額を計算します。これによって、私募投信を組入れている年金特定金銭信託(年金特金)等の残高の評価に用いることを可能にしました。
MU投資顧問は、3年前に「T-STAR/TX」を導入しました。さらに本年1月には、GIPS(Global Investment Performance Standards;グローバル投資パフォーマンス基準)2010年版への準拠と、運用スキームの多様化に対応した業務の効率化を図るため、「T-STAR/RX」を導入しました。
同社は私募投信を組み入れた年金ファンドの運用を広く行っており、上記の機能を利用することによって、それら2つのシステムをさらに効率的に利用することが可能となります。
NRIは、今後も「T-STAR」ファミリーの拡充や機能の向上を通じて、MU投資顧問をはじめとする資産運用会社の業務効率化やサービス向上に貢献していきます。